見出し画像

フェチというか性癖というか変態というか2

その後、無事に脚フェチを発病させた僕は、脚の観察を楽しむ変態ライフを満喫した。たまに趣向を変えて階段を登る時に上を見たりもした。中学の時はパンツだけが目当てだったのが、その時は見上げた時の足とパンツと靴下のバランスを楽しんでいる自分に気付き、とてもいけないことをしているような気持ちになり猛烈に恥ずかしくなった。恥ずかしくなり下を見る。下を見ると天国がある。そして僕は自分を取り戻した。

当然、見ているだけでなく触りたい、嗅ぎたいと思っていたがそんな事を許してくれる子もいないし、声をかける勇気もない。気持ちだけが心の中でどんどん大きくなる。気持ちが大きくなり、悶々としていると我慢などできるわけもなく一人で抜くだけの日々を過ごしていた。自分はいつ、この気持ちをぶつけられる相手ができるのか、そんな日は来ないのではないのかと悲嘆にくれながら、ムラムラしては一人で発散していた。自分は異常なのではないかと言う不安を抱えながら。。。

その後は特に変わらない日々を送る。相変わらず友達はできず、僕は自分の世界の中で生きていた。楽しみは読書と脚の観察。楽しいと思ったことに対してのバイタリティはすごいと思った。知らない内に改善し、常に次はどうすれば良いのかを考えている自分がいる。少しでも勉強やスポーツの方にこの力を発揮できればよかったのにといつも思うが、現実とはそう言うものなのだろう。性癖は変わらずエロ本やAVも中学の時の同級生と交換してたくさん見たが、やはり脚にはかなわない。最初におっぱいから楽しみ脚を見る。脚を見てはおっぱいを楽しむ。最後は脚でフィニッシュする。

そんな日々の中で、少しずつ転機が訪れる。まず部活。中学の時からやっていたのを、特に希望もなかったから高校でもそのまま続けていた。1年を過ぎる前に飽きて辞めた。担任からは、なにかしら部活に入ってろ言われ渋々適当に選んだ部活に入る。暇が潰せればどこでも良かった。その話をしている時も、担任は胸がないけど脚は細くて綺麗だなぁ、これはこれで良いなぁなどと考えていた。こうして新しい部活に入る事で欲望が発散できる日に近づいていく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?