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僕とふじ食堂の往復書簡

僕とたけとさんの出会いは、三鷹天命反転住宅だったと思う。

2013年の秋頃、共通の友人あずあずから、三鷹天命反転住宅に1週間住むという話を聞いた。そのときちょうど東京でふらふらしていたこともあって、少しだけ遊びに行った。僕は建築学科出身だし、地元の隣県には「養老天命反転地」もあったりして、初めての人ばかりの集まりでちょっと考えたけれど、それよりも建物を見てみたいという気持ちが勝ったというのが本当のところ。

たけとさんは、そのときもご飯を作ってくれた。もう一人ご飯を作ってくれた、うえぽんという女性もいたのだけど、たけとさんが「ママ」うえぽんが「パパ」と呼ばれていて、途中から参加した僕はすごく困惑したのを覚えている。それがたけとさんとのファーストコンタクト。

その後、当時たけとさんが働いていた、高尾山のトゥーマイにご飯を食べに行ったり、みんなでキャンプに行ったりと、交遊が増えていった。仲良くしてるbackpackers' japanの創業メンバーの大学の先輩だったことも、仲良くなったきっかけの1つだったようにも思う。

たけとさんは無類のキャンプ好き、というか焚火好きでもあって、みんなでキャンプに行ったり、キャンプでなくても旅行に行くと、今のところ必ずご飯を作ってくれる。一緒に旅行して、たけとさんがご飯を作らなかったことは、思い返すと無いのだ。キャンプに行く前には、必ず「何か食べたいものある?」と先にヒアリングをするたけとさん。リクエストのあったものには、全力で答えてくれるたけとさん、しかも予想をはるかに超えてくる完成度の高さ。

今回のイベントでも、山形から鮮魚を取り寄せたり、鹿児島の焼酎に会うように、郷土料理をたけとさん流にアレンジして、ご飯を作ってくれるそうな。この前、試作中の写真が送られてきたのは「里芋の唐揚げといかの白作り」なるもの。もう、美味しさしか感じられない。

僕自身、イベントで誰かにケータリングを頼むのは初めてだったのだけど、「ご飯を頼むならたけとさんがいいな」とずっと思っていたので、今回それが実現できて本当にうれしい。初めて尽くしのことなので、来てくれるお客さんに楽しんでもらえるか、きちんと対応ができるか不安な部分が多すぎるけれど、気合いと愛嬌でカバーしますね。

今日と明日の夜18時から、みなさんとご飯を楽しみながらお酒を飲めるのを楽しみにしてます。

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「僕とみんなの往復書簡」
月日:4/11 wed.-4/15 sun.
時間:14:00-22:00 (sat & sun 12:00-22:00)
場所:杉並 海の家(〒168-0063 東京都杉並区和泉1-5-12)
※18:00-22:00までのふじ食堂営業中は、来店時に1ドリンクオーダー制とさせて頂きます。ご了承下さい。

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