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Deutsch (#005)

語学を勉強する事は僕にとってはとても興味深く、心が弾むのですが、とにかく本当に気の遠くなるほど時間のかかる作業で、目的が無いとなかなか身に付ける事は難しいと思います。仕事上、歌曲やオペラのテキストを読む際も、辞書を使って単語を調べたり、文法を調べたりと多くの時間を費やします。だからと言って1〜10まで全部調べてたら先に進めず、音楽に結び付けるところまでいきません。なのである程度のところで見切りを着けざるを得ないのですが…。

かれこれ四半世紀、時間をかけず、いかに楽して語学を身に付けられないか試行錯誤を続けております。まぁそんな甘っちょろい考えでは到底無理なのですが、この気持ちを皆さんにも共有しつつ、少しずつ語学、ドイツ語を知ってもらおうと思います。

前置きが長くなりましたが、先ずは『代名詞』を知って頂きたく思います。『代名詞』?って思われる方もおられると思いますが…。その中の『人称代名詞』に絞り、何回かに分けて見ていこうと思います。これは変化もせず、意味も変わらないので何も考えず覚えてしまえばいい単語だと思います。

単数「私は / あなたは、君は / 彼は、彼女は」
複数「私たちは / あなたたちは、君たちは / 彼らは、彼女らは」

これが『人称代名詞』です。単数と複数、一人称、二人称、三人称で区切っておきました。合計10個あります。ここで挫折しそうな方は読み飛ばして下さって問題はありません。余談ですが、日本語だと「私は」だけで何種類もあるので多分30種類以上あるかと思います。そう考えれば楽チンでしょ?それと二人称には2つあります。これは敬称「あなたは」と親称「君は」で日本語と同じように使い分けます。

単数「ich / Sie du / er sie」
複数「wir / Sie ihr / sie」

あれ?って思われた方も多いと思います。上にも書きましたが二人称の丁寧な方は基本大文字で書かれます。それと複数の三人称の「彼らは、彼女らは」は区別なく "sie" 一つだけです。また”sie” に関して4種類ありますが、音は全く同じで耳だけでは聞き分けることが出来ません。実際には後に来る動詞の変化でこの”sie” が何を指すかを理解しないといけないのですが、今はどうでも良いです。

オペラの中では会話が沢山出てくるので敬称、親称の両方とも沢山出てきますが、詩の中では余り敬称で書かれてる事は多いとは思いません。そんな事で今回知ってもらいたい中から敬称は割愛し、7つだけだと思って問題ないです。

単数「ich / du / er sie」
複数「wir / ihr / sie」

そして今回はこの7つの人称代名詞を知って貰えれば嬉しいです。お時間のある方は”Ich wollt, meine Lieb' ergösse” の中から人称代名詞を見つけてみて下さい。
(このサイトでのドイツ語は、かなり偏りのあるものなので、本気で勉強したい方は、ちゃんとしたサイトや語学学校で勉強して下さいませ。)

Kohei S.

PS (#005) までなんとか更新する事が出来ましたが、皆さんの反応が全くわからないのは仕方がない事なのですが、これからも気にせず更新し続けるつもりでおります。もし宜しければページを見て頂いた際には各ページの♡ マークをクリックして頂けますと、皆様の反応を確認出来ますので、お手数をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

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