旅に優劣はない -旅人内に広がる縦社会-
最近は旅が仕事になる時代です。
旅を仕事にできる、素敵な社会です。
しかし、それと同時に旅人内で縦社会が生まれてきているような気がします。
僕はこの状況が少し危険だと思います。
あなたにとって旅とは何でしょうか?
そんなことを考えながら読んでみてください。
今回は海外旅の視点から書きました。
予め断っておきますが、これは僕の考えです。
誰かに押し付けるつもりはないので、読みたい方だけ読んでみてください。
まず最初に、
僕が思う旅人内の縦社会で上位とされる人の特徴をいくつか挙げます。
・訪問国数が多い人
・SNSのフォロワー数が多い人
・誰もやったことがないことをやる人
・色々な人を巻き込む力がある人
・英語が得意な人
こんな感じです。
皆さんほんとに優しくて素敵な方が多いのですが、僕はこのような人から少し軽蔑された経験があります。
その時、
旅って選ばれた人しかやっちゃいけないの?
そう思いました。
旅というのは人の価値観が大きく左右されるものです。
自分の価値観を人に押し付ける旅人であってはいけないと思います。
人の旅を否定するべきではありません。
旅人内で縦社会が形成されることで、人生を豊かにするはずの旅が誰かを苦しめるものになるかもしれません。
旅人どうしが、互いの旅を認め合う
難しいことでしょうか?
海外に行くことで価値観が変わる人もいれば、変わらない人もいる。
海外に行かない人が世界を知らない訳じゃない。
多くの国に訪れた人が偉い訳でもない。
誰もやらないことをやる人が凄い訳でもない。
僕自身、旅は最高の自己満足です。
好奇心だけで旅をしています。
他の理由は全て後付けです。
最後に僕が伝えたいことは
旅に優劣はない
ということです。
旅は人と比べるものではありません。
自分が行きたい場所に行く、したいことをする。
それが旅なのではないでしょうか?
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