Kohei Oyama

世界史/旅する教師/公文国際/キャリア

Kohei Oyama

世界史/旅する教師/公文国際/キャリア

最近の記事

もし「未来」という教科があったなら

『もし「未来」という教科があったなら』あなたはどのような授業をしたいですか?これは教員のためだけではありません。このnoteを読んでくださっている全員に考えてみてほしい。 教員を志し、教員となった今教育に感じること。教員5年目の夏。「教育は教員だけのものじゃない」という恩師の言葉が頭をよぎる。生徒の姿を見て、部活動や放課後など教室外で仲間と過ごす時間が、彼らの成長に大きく繋がっていると実感する。しかし、そう感じれば感じるほど、いつも教壇に立って授業をする自分の価値を見失う。

    • 枝葉を切らずにどんどん伸ばして

      29歳になり、もう8か月になる子どもも生まれて今自分が人生の大きな転機に差し掛かっているように感じる。学校現場で仕事を始めて5年の月日が経ち、恵まれた職場環境や、同じように高い志を持つ同僚、そして何にも代えがたい素敵な生徒たちと出会うことができた。 だが、こうして働いている中で、自分の目指していること(そもそも抽象的的だが)は学校現場で働くことで達成できることなのだろうか?Goalに対して、教師という職業は手段にすぎない。自分の中のGoalを常にアップデートしながら、自身の

      • オンラインで福岡屋台支援プロジェクト

        前回の記事で、オンライン授業の実施の私なりの課題をあげました。興味のある方はぜひ前回のもご覧ください。 「屋台にエールを!」プロジェクトさて、6月から本校でも分散登校が始まるが、現在私と生徒であるプロジェクトが進行中である。名付けて「屋台にエールを!」プロジェクト。その最初の成果として、ホームページを立ち上げた。まだ、稼働中のプロジェクトである。 昨年度、日本文化体験という本校の修学旅行で、私が担当したコースは生徒30名弱を連れて福岡県の天神・博多の屋台のフィールドワーク

        • アフターコロナの教育を考える。

           初投稿。こんな風に文章を書くことは普段ないので、だらだらと書くことになるかもしれないが、自分の感じたことをつらつら書いていこうかと思い立ち今にいたる。  当初、コロナウィルスを甘くみていたのは私だけではないであろう。前代未聞の休校や、部活動の大会中止、オリンピックの延期も同様である。私は世界史を専門にしているので、京都大学の投稿は興味深かった。  今日書いていくのはそうした歴史についてではなく、学校教育についてである。本校も、ほかの学校と同様に3月から5月末まで、3か月

        もし「未来」という教科があったなら