ハイスタンダードのStaygoldが弾けない
みなさん。初めまして。note一発目の投稿です。みてくださって本当に有り難うございます。
このプロジェクトを始めたきっかけは、私が運営するYoutubeチャンネルをみていたら、以前アカペラで歌ったハイスタンダードという高校生のときにとても影響を受けたバンドの代表曲「Staygold」の再生回数が2000回再生近く行ったのを知って、ちゃんと演奏したいと思ったんです。
高校生の時、バイトで貯めたお金で買ったギターでバンドをはじめて、たくさんのアーティストのカバーをやりました。
でも、一曲だけカバーできない曲がありました。それがこの曲です。
最近、コロナの影響もあり時間的に余裕ができることが多く、人生を振り返ることが増えました。
結婚をし、新築の家を買い、そろそろ子供も生まれるという幸せの絶頂のような響きですが、僕の中では何か心のどこかで寂しいような気持ちがありました。
ここまで、幾度となく都合のいい解釈で逃げてきたことが沢山あります。
部活の試合で負けたときは、俺にはバンドがあるしとか、彼女がいるとか意味のわからない部分に逃げて本当は悔しいのに部活が全てじゃないし、と逃げていました。一生懸命やって、負けて、泣いてる人を心のどこかで笑っていました。
「このひと何を必死にやってるんだろう?他にも必死になれることがあるだろうに」って。
何かを成し遂げて泣いた日や悔しくて泣いた日が無いわけじゃないし、むしろ頑張って評価されたら涙が出るような繊細な性格だ。
社会人になってもそんな日は何度もあった。
でも、今一度高校生の自分に戻ってみて「悔いのない人生」にするため、満を持してStaygoldをギターで完奏する。それを目標に頑張ることにした。
(結果的にドラム以外のボーカル、ベースをやることになるのだが、その道は果てしなく長かった。)
知らない人のために説明すると、この曲はテンポがものすごく早くてギターも鬼のように難しい。(だから前に妥協したんだけどね)
高校生の時は、そのリフが弾けないのはギターのせいだと思っていたし、横山健(ハイスタのギタリスト)はきっと何か細工をしてるんだな。それかパソコンでなんかやって作ったんだろうとか思っていた。
そうやって、その時も悪い癖で頑張ることをしなかった。
大人になって、YouTubeで動画が拡散されていく中でStayGoldのカバー動画や本人たちのライブ動画が出回って初めて知ったのは、あのテンポで本当にライブでもバリバリ弾いてるという事実だった。
衝撃だった。
今までもカバー曲はやったし、ギターも2,3日練習すればそれとなくできるようになったし、難しすぎたら別の曲に変更したりして避けてきた曲でもあった。
そして動画を観ていたら、なんとびっくり華奢な若い女の子が弾いている!
これは…弾かないと男がすたる…!!
そう思った私は早速練習を開始した。
この一週間ほぼ毎日深夜まで、遅いときは3時くらいまで頭ぼーっとする中練習して、なんでこんなことやってんだろって思うときもあったけど、この曲ができなかったら死ぬ前に後悔するってなんとなく思ったところから始めたんだし、もう逃げないぞと誓った。
ベースは勿論ですが、ギターもこんなテンポ(200以上)の曲なんかやったことないし、とにかく難しくて妥協しそうになった。
1週間はとにかくやれるだけやってみたけど、前奏が全然弾けるようにならない、。
2週間という期間を決めて始めたのは、それ以上は多分飽きてしまうか続かないからだ。なのに4日経っても前奏ができない。
立って弾いたり、座ってみたりを繰り返す。左手の押さえ方も、右手のこの期間だけは他の曲はやらずに集中してやることにした。
ー2週間後ー
ついにこの日がきた。
やれることをやろう。俺は頑張った。
そして結果どうなったかは、動画をみてください。
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