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【ありがとうの本質】 もし、この世界に言葉が存在しなかったら? から考える

・素晴らしい体験をした時
・あまりに感動して泣いた時
・”ありがとう”だけじゃ伝えきれない
この時の、この気持ち

今回は

これらをどう捉えると最大化できるのか?というお話です。

・何か嬉しいものをもらった時
・困っている時に助けてもらえた時
・相談にのってもらえて心が軽くなった時
・思いもしなかった誕生日のサプライズ

もしあなたの世界にまだ
『言葉』や『文字』が
存在しなかったとして、

この”嬉しい”、”救われた”という感情を

あなたはどんな風に相手に伝えるのでしょうか。

【結論:ありがとうを言った本人が、
実は、その感情を一番ダイレクトに受け取っている】

ありがとうという言葉は
相手に対して使っている言葉のようで
実はその本質の部分を受け取っているのはあなたです。

そのお返し、労いの言葉として
『ありがとう』が存在しているのです。

当然『ありがとう』という言葉が
この世界に存在していなかったら
その言葉は使えません。

しかし、

なんとかしてこの気持ちを相手に伝えたい。

となると、

→笑顔として伝えるかもしれません
→握手して伝えるかもしれません
→ハグをして伝えるかもしれません

この部分を
どうにか人類の共通認識できるものはないかと
人々は知恵を絞って
文字や言葉が誕生したのではないかと思います。

仮説の一つでは
求愛から言葉を生んだという説もあります。

求愛と感謝はなんだか近い感情のようです。

話が逸れましたが、

相手にありがとうを言いたい時は、
『自分がとっても幸せな気持ちで
満たされている状態』で

ありがとうは
相手に伝えた時点で、
自分の心の中で最大化している。

つまり

ありがとうを伝える時に
その時、誰が一番満たされている状態か
と言いますと
ありがとうを言ったあなたが
今一番満たされている状態

・ありがとうを伝えられた人も
きっと喜んでいると思いますし
そもそも感謝されて
嬉しくない人はほとんどいないと思います。

その前提を振り切って

今、一番満たされているのは
”ありがとうを伝えられたあなた”なのです。

あなたが感じたありがとうの深さというのは
中々言葉を駆使してでも
相手にそのままダイレクトに伝えるのは
困難だったりします。

「言葉にならないほど嬉しい、美しい感情」
って、ありますよね。

この言葉にならない
最も尊い部分を受け取ることができるのは

あなた自身の心の中なのです。

ありがとうを伝えた時、

一番満たされた感情を受け取っているのは

誰よりも先にあなたである


・この道理を改めて認識した上で伝えていく

”心のこもったありがとう”

自分が受け取った、
なんとも言葉には置き換えらない
この嬉しい感動体験を
今度はあなたが次の誰かにバトンタッチしていくこと

”言葉にはならない部分の
感情の共有”が実現していきます。

この部分で感情共有できている
人間関係というのは
大変強固なものであり
心のつっかえ棒にもなり
今後あなたにとって
かけがえのない人であり、
あなたの味方であり
大切にしなければならない人であるでしょう


・社交辞令のありがとうから
本当のありがとうを伝えられる人へ

良くも悪くも、

ありがとうは”漠然”としています。

昨今では、これが当たり前に
なりすぎていたり

本当はそこまで思っていなくても 
これを言っておけば
大抵のことは良しだろう、
という”ありがとう”も多く存在しています。

しかし、私たちは”原点”を見失ってはならないのです。

なぜなら、ありがとうが
ありがたくなくなってしまった時

この言葉が本当にお蔵入りしてしまうからです

・この言葉は本当にかけがえのないもの

言葉にならないくらいの嬉しさ、喜び、救われた

という本来のありがとうを改めて認識し直し

それを素直に言える人に

なっていきたいものです。

(素直になれない時もありますけどね、苦笑)


・”殺戮”や”略奪”を正当化する戦争からは
絶対にありがとうは生まれない。

弱肉強食から共存共栄の世界を築く過程で

人類が叡智を集めた結果、「ありがとう」の言葉が生まれた。


□ まとめ

ありがとうの本質とは

ありがとうを言ったあなた自身が一番満たされている状態。

この感謝の気持ちには、

どうにも言葉にできないほどの

”深いもの”も存在していて

それをそのままの鮮度で

相手に伝えるのは難しかったりする。

ではその受け取った感情をどうするか?

と問われれば

こんな深い感謝に出会えたことを

今度は次の人にバトンタッチしていくことで

言葉だけでは共感しあえない部分の

追体験をしていただくことで

この深い感謝を共有することができるようになる。

大切なのは”社交辞令のありがとう”よりも

”めちゃくちゃ嬉しかったありがとう”を

伝えていくことではないかと思います。


言葉が存在していなくても

どうにかして伝えたい、相手への”ありがとう”

そんな気持ちに出会えた時

あなたはもっともっと幸せな人生を歩み始めていることでしょう。


というお話でした。


お読みいただき ありがとうございました。




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