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負けを認めて、前へすすむ

2日目のカレーがなぜ、あそこまで美味しいのかをグーグルで検索はしませんが、巨人の長嶋茂雄さんが唱えた「巨人軍は永久に不滅です」という言葉と同じくらいの立ち位置で「二日目のカレーの美味しさは永久に不滅です」と唱えたい夜を過ごしています。
#どっちでもいい

今回は、

『負けを認めて前へ進む』

についてです。

自分よりも年齢が若いのにも関わらず
優秀な人や天才に出会った時に出くわす
『嫉妬心』『ジェラシー』『やきもち』



これをどう捉えて前に進むかが今回のテーマです。

『若い人には敵わない、つまり負けを一旦認めた上で、
自分の与えられたポジションはしっかり全うする』

というのが結論です。

私たちはそもそも
年下よりも優秀でなければならないのか?


”自分スケール”の話は一旦横において進めていくと、なるほどと合点がいくところにたどり着いたのでそこまでをお伝えできればと思います。

私たちがなすべきことは
「私より賢くなって、私のポジションを取らないでくれ」

みたいな近視眼的な考えではなくて、

私たちの世代でできることはやるから、
若い人たちは今の時代を先に進めてくれ」

という考えを採用していくべきだと思っています。

そうすることで、たとえ年下であったとしても敬意を表することができるし、応援することもできる。相互作用の関係になれれば、結果的に私たちは若いひとたちからも称賛される。確実に未来は一歩前へと進む。
だから、これまで築いてきた私たちの礎をさらに若い人たちにはどんどん越えていってもらえるような環境を私たちは”人柱”になって築き上げていく必要があると思っています。これは何も、私たちが最初にやったことではなくて、昔から行われてきたことなんですね。

・神風特攻隊の人たちはなぜ、自らの命を差し出し、フライトを決断したのか

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私たちの底力
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若い人たちにどんどんポジションを譲る気持ちは
採用しつつも、
私たちは私たちなりに前進するという覚悟、
前に進むことにためらわないで
生きていきたいと思います。
若い人たちに足りなくて、
私たちが持っているものは”経験”です。
(良くも悪くも)

私たちの持っているこの経験が、
若い人たちのとっかかりとなり、
木で例えるところの”幹を太くする”
要素になる可能性が高いと見ています。
自分が経験してきたピンチだった時の体験談、
失敗談、こういうものを
今私たちは”大い”に晒していくべきだと考えています。

「私は失敗した。だからお前もやめておけ」

みたいアドバイスは
あまりよろしくないと思っていますが、
『私はこういう失敗をした、
だからあなたはそのことを”折り込み済み”にして
今後対応していってもらいたい』
みたいに相手に常に選択肢を狭めない中で
伝えていくのもポイントかなと思います。


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コンパス
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若い人たちは私たちよりもこれからの時間が長い。
つまり、私たちの経験を凝縮してお伝えし、
若いひとたちに、より素晴らしい未来を
歩んでもらうための精度の高いコンパスを持って頂いて
未来を切り開いていってほしいと思っています。

・コンパスとは
正解へとたどり着くツールではなくて、
方向性だけを示してくれるツール

未来がどんな風に転ぶかは
進んでみないとわかりませんが、
方向性さえ合っていれば、
おおよその過ちは未然に防ぎながら
舵取りを切っていくことができると思います。

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磨けば光る
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私たちは自分たちを磨く方法を
経験に基づいて、
もしくは先人たちの経験からの教えを
伝えていくべきであって、
それは、現時点での世界の正解を求めるのではなくて
内側を磨いていくことの方が、
より多くの正解に近い回答へと導けるし
それが、今後の多様性も
受け入れられるようになっていくと思います。

世界経済が今とても不安定な状態だからこそ

外側ばかりアンテナを張るだけではなくて、
その内側にある
自分自身を磨き、どんな時代を迎えても、
その場所に灯を灯せる人材が
少しずつ活躍していく未来に
私は大きな希望を抱いています。

「内側を磨くことで、光を放てる側に」


ということで、今回は

負けを認めて前へ進む

若い人には敵わないと認めた上で、

自分の与えられたポジションはしっかり全うする

私たちは次の世代の方達に

大事な方向性だけは見失うことなく

進んでもらえるようなコンパスの精度を高めていく。

人間の磨くべきところは自分自身の内側にある。

(ここは年は関係なく)お互いに磨けば光る。

先ずは『一燈照隅』

すすんで灯りを灯しましょう

というお話でした。



お読みいただき、ありがとうございました。

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