【資格試験】田舎民の希望の光、CBT方式という受験方法。
この世には様々な資格試験があって、受験者の皆さんは合格に向けて日々勉学に励んでいらっしゃいます。
実は私も資格の勉強が好きで、取りたい資格や挑戦したい試験も色々あります。
ですが田舎に住む者として、ネックとなるものが一つあってですね。
それが受験会場。
都会にお住まいの方や、交通の便が良い場所にお住まいの方にはまったく問題ない点だとは思うんですけど、いかんせん地方の試験会場は少ないんです。
私は四国住みで、交通の便が悪い・どこへ行くにも時間が掛かるような場所に住んでいます。
県庁所在地のある市まで行くにも、車で1時間半くらいかかるし。(遠)
そんな場所に住んでいると、何ということでしょう、受験要綱をひらいて試験会場を確認すると自分の県に試験会場がないパターンが大いにあるんです。
四国の中に1か所だけかろうじて試験会場が用意されている場合が多いけど、そこへ行くにもかなり遠くて、シミュレーションしてみると試験開始時間的に前泊が必要になるんです。
もちろん行ったことがない場所だからGoogleマップで経路を検索してみると、JRやバスを乗り換えまくって普通に片道5時間とか表示される。田舎ゆえ公共交通機関の本数も少ないため、そんなことになってしまう。だからと言って、知らん道を自分で車移動するのも不安だし、それも結局片道3時間とか掛かってしまうわけで・・・。
四国は、とにかく移動が大変。
四国内に試験会場があるケースはまだ良くて、ひどい場合は四国がスルーされていることもあります。アーティストの全国ツアーかよ。四国にも来てくれよ。
そのケースでは大体最寄りが広島とか岡山とかになっています。もしくは大阪方面、九州方面で検討するか。うーむ。
四国の民、試験を受けるだけでも大変なのです。
そんな中、近年新たにCBT方式で受験できる資格が増えてきました。
CBT方式というのは、試験会場で紙の試験を受験するのではなく、全国各地のテストセンターでコンピュータを使用して受験する方法のこと。
これにより、従来の試験会場だけでなく、全国各地で試験を受けることができるチャンスが生まれるわけです。
それだけでなく、試験の開催日時も年2~3回などと限定されず、申し込めば随時受験できるものが多いです。結果もその場ですぐ分かる(ほとんどの試験の場合)ので、試験を受けた後結果が出るまで数日、数か月とモヤモヤする必要がないのも良いところ。
このCBTテストセンター、調べてみるとなんと近くの市にあったんです。
実際、私は簿記3級と2級をこのテストセンターで受験しました。自分の都合のいい時期に受験できるし、試験結果は「終了」ボタンを押せばすぐに表示される。何より、近い。本当にありがたかったです。
もちろん、紙の試験とは違うコンピュータならではのやりづらさ(問題文に直接メモ書きできない、画面サイズによっては問題が見づらいetc)というのもあるかもしれないけど、そんなのは大した問題ではありません。近くで受けられるのが本当にありがたいので。(四国スルーされがち民の喜び)
近くのテストセンターで受けられるから、挑戦してみようかな?という、資格試験に対するハードルが大いに下がりました。
受験会場が遠すぎて断念していた試験にも、挑みやすくなった気がする。現に、もうすぐまた試験を1つ受けようと考えていたりします。
CBT方式の資格試験、本当にありがたいのでこれからも多くの試験で導入されてほしいです。受けたいのに、遠すぎて都合が悪くて行けないのが悔しいから。もっと、受験のチャンスが欲しい・・・!
もしくは、資格試験は47都道府県で受けられるようにしていただければ・・・四国スルーしないでいただければ・・・(切実)
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