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広報なごや9月号 自殺予防について

9月10日(金)~16日(木)は自殺予防週間です。

名古屋市民向けの広報誌「広報なごや」9月号の特集は、「あなたの身近な人は悩みを抱えていませんか?」というテーマです。名古屋市いのちの支援広報キャラクターの「うさじ」や「ぴよ吉」と共に、愛知県臨床心理士会会員として私も少しお手伝いをしました。

もしもあなたの大切な人が「悩んでいるのかも」「元気がなさそう」と気づいたとして、気づいたけれどどうしたらいいのかと迷うこともあるでしょう。

支援のポイントは4つです。
①気づき ②声かけ ③傾聴 ④つなぎ・見守り

あなたの大切な人が「何だかいつもと違うな」と気づくだけでも、支援の一歩は始まります。

「コーヒー飲む?」「暑いね」「疲れてない?」とか、普段の何気ない言葉でかまいません。特別なことをしなければと思わなくてもいいのです。「心配しているよ」「一緒にいるよ」という気もちで声をかけ、話を聴くことができたらそれでいいのではないかと思います。

ゲートキーパーは自殺予防の概念ですが、私は下記のようにお伝えしています。
「大切な人のこころを支える人、それがゲートキーパーです」
あなたもすでに誰かのゲートキーパーかもしれません。

名古屋市の相談機関の情報や、さらに詳しくゲートキーパーについて知りたい方は、下記のサイトをご覧下さい。

(20210907記載)

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