Perplexityを使って書籍レビューを書いてみたのでそのご紹介。
ChatGPTやClaudeの場合、「今」の情報はおさえていないので、書籍レビューに使うにはちょっと難しいですが、Perplexityの場合、Web情報からテキスト生成するので、内容としても問題なしでした。
実際に使ったのはPerplexity Pro。有料版です。
どんな指示をしたのか。
①まず調べる。該当する書籍について、Perplexityはどんな情報を書いてくるか事前に調べる。
「書籍タイトル」「(著)著者名」の書籍について教えてください。
今回、書いたのは、
『なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか』(著)北村陽一郎(Amazon)
とても参考になった良書でした。
実際に書いた指示はこちら。
それに対するPerplexityの回答。
まずまず良しと。
なので、次が本題です。こんな指示をしました。
●●●●●の評論家として活躍してください。
目的は(『書籍のタイトル』を書く)の推奨ポイントを書くことです。
この書籍を推奨したいメンバーは、(ターゲット層を書く)。
(1回目の回答を参考にした推奨したいポイントや伝えたいポイントを書く。)この書籍ではそういうことを伝えていると思います。
●●●●●の評論家として、この書籍の推奨ポイントを書いてください。
実際に書いた指示はこちら。
それに対するPerplexityの回答。
※Sonar、Sonnet、Opusの3つで書いてみました。Pro Searchはあと少しというところで途中で止まってしまったので止めました。
この内容をみてうすいと思う方もいるかもしれないですが、簡単なレビューを書きたいというレベルであればこれで十分ではないかと思います。これよりもっと深く食い込んで感想を書きたいのであれば、その要素を追加すればよいと思うので。
自分の中ではこのレベルで十分でしたが、これだと伝えたい部分がやや足りなかったので、実際は自分の言葉で少し書き足しています。
最後に
書籍レビューも生成AIを使えばわりと簡単に書けますが、生成AIが書いてくれた内容は若干物足りなさを感じます。書籍を読んで響いた部分は書かれていないとか、よくよく見ると上辺だけとか。
誰に対して、どのレベルのレビューを書くかにもよりますが、レビューのベースは生成AIに書いてもらってよいと思いますが、そこに自分が読んで感じた感想を自分の言葉で書き足して完成させるのが賢い使い方ではないかと思います。
ちなみに、今回読んだ『なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか』(著)北村陽一郎(Amazon)はお薦めです。
「マーケティングの教科書通りにやっても、そんなうまくいかないよね」とか「きれいごとを並べてもじっさいはうまくいかないよね」みたいなことを思っている方には特におすすめです。マーケティングを実際の現場でどう活用するとよいか、そのヒントになると思います。