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運転免許証の返納

父が運転免許証を返納する事になりました。白内障の手術を受けてよく見えるようになったはずなのに、よく見えるようになって却って感覚が掴めなくなったのか曲がり損じたり電柱に当たってしまったりで自信喪失してしまって返納を決めたそう。

そう報告してくれる電話の声がとても寂しそうでした。返納する事で不便になる事よりも長年自分の足だったものに終わりを告げる寂しさの方が大きいのかな。娘としては歳が歳だけに大きな事故を起こさないかと不安な気持ちがあったので一安心ではあるけど、寂しげな父の声を聞くととても複雑な気分です。

大きい事故を起こす前で良かったじゃないとありきたりな言葉でしか励ます事が出来なかったけど、こればかりは本人が吹っ切れて前を向くことでしか解決できないんでしょうね。

心に空いてしまった穴のケアと物理的に不便になったサポートはできる限りするとしてこれをきっかけに新しい楽しみを見つける事が出来たらいいなと祈るばかりです。チチ、ガンバレ