<うつ>傷病手当金の申請を職場復帰後にした際に反省したあれこれ
初投稿にしていきなりこんなテーマの記事を書くのはどうかと思ったが
このnoteは自分の体験談を好きなように書くということで始めたので難しいことは考えずに直近であった出来事を書いていこうと思う
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先日、傷病手当の申請を復帰後にした。
結果を言ってしまうと傷病手当金の申請用紙申請に医師からの記入をしてもらえなかったので申請はできなかったのだが。。。
しかし、対応の仕方次第では正当に手当金を受給し、後日申請などと言った面倒なことにはならずに済んだと大いに感じたのでここに反省を記そうと思う。
主に病院との付き合い方、うつ病に対する考え方が大きく関わっていると思う。
1. 後日申請になったワケ
まず、私は2019年の12月に抑うつ状態になり、何度か心療内科を受診した。
薬を飲みながらなんとか仕事をしていたがあまりのしんどさに休職をした。
しかし、通院中に病院側からは<うつ病>と診断はされていない。診断書も出してもらっていない。
そのため、傷病手当の申請を出すことは考えていなかった
診断の過程で自分の症状はそこまで重症じゃない、少なくともうつ病と診断される程ではないと自己判断し、毎朝の倦怠感と闘いながら社会復帰を目指して少しずつ出社をしていた。
そんな時に会社から傷病手当金申請の用紙を渡され提出するように勧められた。
それが今回の復帰後に傷病手当の申請を出すことになった出来事の発端
2. 経緯
経緯をざっくりまとめてみる
① 2019年12月中旬に心療内科を受診
② 投薬と通院をしながら仕事を続けるも12月末に休職
③ 通院をしながら2月中旬まで休職
④ 金銭的な問題でリハビリがてら少しずつ職場復帰を目指す
⑤ 会社から傷病手当金申請を勧められる
⑥ 担当医に用紙を渡すも書いてもらえず
こんな感じ、通院をしながら1ヶ月半ほどお休みをしている。
3. 担当医に申請書を書いてもらえなかったワケ
今回の件に関しての問題は担当医に申請書を書いてもらえなかったことにあるが、なぜ書くことが出来なかったのか。
それは申請書に「労務不能と認めた期間」という項目があり
これは担当医が休むよう指示を出す、もしくは労務不能の判断により診断書を発行するなどのアクションを取った日からの日数で私の場合はそれが存在しないとのことだった。
一応、申請書の様式を出している[全国健康保険協会 協会けんぽ]にも電話で確認を取ったが「労務不能と認めた期間」に対して手当金を支給するとのことでその項目の記載がないと申請書自体は出せるが手当金を支給することはできないと言われた。
そんなもの担当医のさじ加減で
「ここからここまで休んでたのね、過去の診断を見ても状態は良くなかったのでこの期間は労務不能にしておくね」
的な感じで書いてくれるのかと思っていた。
協会けんぽに問い合わせたときも
「過去のことに関しての申請になるので医師と相談して書いてもらってください」とも言われたので事後報告でもいけると思ってしまってた。
しかし、担当医が言うには
「何とか力にはなってあげたいが過去のカルテなどのデータに労務不能の状態を示す証拠がなく、休むような指示も出していないため書くことがない」
と言われてしまった。
つまり医師が労務不能と判断しないと私は「医師の指示なくただ休んだだけ」ということになる
まあ、当然といえば当然か
4. この考えがよくなかった
私は心療内科にかかる前から傷病手当金の制度のことは知っていた。
しかし通院中は担当医に傷病手当の話は一切しなかった。
その理由は
・傷病手当金目当てで行くのか?という自身の感情に引け目を感じていた
・理想は仕事を続けること、治すことで自分から傷病手当の提案をするのは
違和感があった(サクッと休んであわよくば手当金もらえればいいな
という邪な気持ちもあったがなんか違うと思い封印した。)
・傷病手当金は医師が必要と判断した場合に申請するべきだと思っていた
・自分の症状はそれほど酷くない、自分よりもっとつらい人がいるんだ。
という自己判断をしていた。
これがまともな考えだと思っていたが担当医との後日談で反省すべきだなと思った点があった。
それは
すべて担当医任せにしていたこと
5. どうすべきだったか
かといっていきなり心療内科に行き、「会社を休んで傷病手当金が欲しいんです!」
というのおこがましいというか「それ、休みたいだけだろ」と思われかねないのでしばらく通院して経過を観察したのちにアクションが変わらなかった場合に相談するのがいいと思う。
なのでそのあたりは担当医とうまくやっていく必要があると思う。
私としては今回のことを反省して以下の点を抑えてしっかりと担当医と話をしたほうがいいと思う。
・仕事を休み始めたことをしっかり伝える
・生活費など金銭的に不安があり、傷病手当の制度を利用したいということを伝える
・うつ病の状態を自己判断せずに辛いときは辛いとちゃんと伝える
手当金の申請用紙を担当医に持って行った時に実際に言われたことが
・「せめて数回前の診療の時に診断書が必要だと言ってくれれば対応できたかもしれない」
・「会社を休職したことは聞いていたが期間が不明だったため労務不能という判断は下せなかった」
・「事前に会社から傷病手当の制度があって診断書をもらっておいたほうがいいと説明されていたらこちらも対応できた」
とまあこんな感じで言われた。
つまり事前に相談してくれれば対応は変わっていたということだ。
そうだったのか。。。
それでも何とか対応しようと考えてくれた担当医には感謝しています。
最後に
今回は私自身の受け身なスタンスが招いた結果だったなぁと感じた。
心療内科の先生は、大量な経験からいろいろと判断を下しているとは思うが
それがすべて正しいとは限らない。
本当に患者が辛いかどうかはわからない部分もあると思う。
お医者さんも人間なんで。
時にはこちらからアプローチをすることも大事なんだと思う。
今回の件で自分の身は自分で守る意識は必要なんだなと思った。
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