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なぜアフリカ留学?

高校2年生の春。修学旅行で初めて海外に訪れた。オーストラリア、シドニーに滞在した期間はたったの3日間だし、英語はまともに話せない。けど当時の私には全てが輝いてみえた。いつか絶対ここに戻ってきて留学するって心に決めた。気がする。

あれから4年後、何故か私はアフリカに留学する。オーストラリアに全然もどってない。戻るどころか全く違う方向に向かう

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2020年4月からトビタテ!留学JAPAN12期生としてアフリカのルワンダに留学する予定のルナです🌺

アフリカのルワンダ共和国に留学するまでの経緯についてざっと書いてみます。

「なんでイギリスとか、アメリカみたいな英語圏に留学しないの?」
的なことよくいわれる。

答えは簡単であたしの留学テーマは、スラム街に住むシングルマザー支援だからアフリカ留学って選択肢になった。

私を変えた出会いin カンボジア

私が発展途上国に行くきっかけになったのは、2019年3月。大学生1年生が終わった春休み。

特に第1志望だったわけじゃないけど受かったから何となく入学して、何となく部活サークルに入って、何となくバイトして、何となく遊んでた普通の大学生。

でも高校生の頃からの海外への憧れ、忘れてたわけじゃない。

大学1年生の夏に友達と韓国と台湾に旅行したことはあった。

でもこれもありがち。楽しかったでおしまい。
なんか私には物足りなくて、もうちょいチャレンジしてみたかった。

そんなこんなでタイに初一人旅することにした。

初一人旅終了後、行けるでしょってなって大学2年の夏、タイ、カンボジア、ベトナム陸路で一人旅する。

その途中、カンボジアの屋台で晩御飯食べてた時、物乞いをする1人の少年と出会った。彼は、ぼろぼろの服を着て、はだしで歩いていた。言葉はなにもなかった。ただ両手を合わせて何度も頭を下げられた。お金が欲しいとお願いされた。

衝撃を受けた。今でもこの時のことが脳裏に焼きついて忘れられない。

2019年に発表された報告書では、世界では飢餓人口が8億2,160万人にも上るり、5歳児未満で栄養不足になっている子どもは3億4,000万人。

知識ではもちろん知っていた。世界には飢餓で苦しんでいる人々が存在していること。物乞いをしている子供たちが存在すること。

でも私は出会うまで知らないも同然だった。ただの知識、データでしかなかった。かわいそうだな。ってテレビの前で言いながら先進国はディナーを食べている。

実際に見えないものは私の現実じゃなかった。

働いていた飲食店では、食べきれないほど注文して残していくお客さん、私は仕方ないことだと自分に言い聞かせて、なるべくなにも考えないようにして捨てていた。

この旅で私は多くのことを学んだ。そして、彼は私に貧困という問題を突きつけてくれた。

ルワンダに渡航した学生達

ここまでの話の流れからいくと、カンボジアに留学に行く流れになってるけど、私が行く国はアフリカにあるルワンダ共和国。

なんでいきなりアフリカに?

私は正真正銘愛媛県在住の学生だけど、夏休みたまたま東京に滞在していた。(台風のせいで帰れなくなっただけ)

その時Facebookでたまたまみつけて参加したイベントがルワンダに渡航した学生が開催していた20人規模のイベント。

ルワンダに渡航歴のある学生達も数名参加していた。

私がルワンダに対して持っていた印象は、25年前にツチ族とフツ族が争い大量虐殺が起こったという地理で習った知識だけ。絶対に危ない国だと思っていたし、そもそもアフリカのどこにある国なのかすら認識していなかった。

しかし、私の想像と現実は違うことを知った。

今ではビルが建てられ、治安も安定している。

25年前の大虐殺から男性の人口が減少し、下院議員に占める女性比率は56.3%とスウェーデンなどを上回り世界一。

またジェンダーギャップ指数ランキングも日本は2019年121位に対しルワンダは6位。

ルワンダのカガメ大統領はシンガポールを例にし、クリーン、セーフなどを掲げて、国民全員がゴミを拾う日や時間をもうけたり、警察官が数メートルおきに配置するなどの政策を行っている。その他にもITや起業しやすい環境づくりにも力をいれており、今ではアフリカのシンガポールと言われるほど首都キガリは発展している。

その一方ではまだまだスラムが多く残っている。

ルワンダについて聞けば聞くほど私は惹かれていった。


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ルナ🌺旅する愛媛の学生
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