ショックを受けた話_002

「漫画家になって一番ショックを受けた話」を投稿して反省しました。

Twitterでも補足して書いたのですが…
伝わっていないかもと思ったので、コチラであらためてお話します。

先日投稿した「漫画家になって一番ショックを受けた話」ですが…


最初は…
「なぜ売ったのだろう?」という純粋な疑問と、「売らないで欲しい」というお願いで、この漫画を投稿したのですが…
みなさまからのお話を聞いて、相手の方にも色々な事情や理由がある事に気づき、「サイン本はずっと持ち続けろ」と強く言う事はできないと思いました。
そして…
その「サイン本を売らないで欲しい」という“お願い”は行き過ぎた発言で、間違いだったと、考えを改めました。

正直…
そうして手放すなら…
「“ぼくの知らない所”で、密かに処分されるならいい」とも思っていました。
そうなる事は悲しいですが、知らなければ傷つく事もないですから。
恥ずかしいお話ですが…
ぼくは、受けたショックから…相手の事情を想像する事が欠けていて、自分を”被害者”にしていたかもしれません。
でも、誰かが悪いとかそうではなくて…
作家として活動する以上、こうした事にも上手く対応するスキルも必要だと学びました。
勉強になりました!

また…
漫画では、“作家を代弁したようなお願い”になってしまいましたが…
作家さんそれぞれに考えがありますし、この「ずっと大切にして欲しい」という想いは、ぼくの“エゴ”だとも感じました。

もっと早く、そうした考えを学んで、この漫画に落とし込むべきでした…。
今回の事で…
他の作家さんにご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした!


そして…
今回の漫画で、サイン本を売った相手の方を傷つけてしまっていたら…心から申し訳なく思います。
今までご本人から、そうしたご意見がなかったので…
そうした事がわかった時に、ぼくは直接謝罪するつもりでいました。
しかし…
「傷ついた」と言い出せない場合があるかもと、あらためて気づきましたので、この場を借りて謝罪させてください。
本当にすみませんでした!

ぼくは、傷つける意図も責める思いがあって描いたわけじゃないのですが…
それでも…
今回の広まり方や受け取り方次第では、傷ついてしまわれた可能性もあります。
そこも考えて投稿するべきでした…。

ぼくはエッセイ漫画をちょくちょく描いていますが…
それは、客観的な見方でその出来事を見つめ直せるのと…
辛い出来事も漫画にする事で、メンタルが安定するので描いています。

漫画を描く以上…
全ての方に共感してもらえる漫画は不可能ですし、受け取り方によっては、意図しない形で読者さんを傷つけてしまう事があります。
ぼくとしては、「傷つけてやる!」という悪意は、もちろんないのですが…結果的にそうなってしまう事もあります。

ぼくは「読者さんを元気にする」目的で漫画を描いていますが…
今回の事で、それとは反対の事をしてしまった事も反省しております。
相手の方を含めみなさんに、ご心配とご迷惑をおかけしてしまいましたから…。
本当に申し訳ありませんでした!
作家として未熟さも痛感し、反省する部分もあったので…
そこは見直し、この経験も活かして創作活動を続けたいと思います!


最後に…
いただいた厳しいご意見を聞いて、「サイン本を売られてショックを受ける事はおかしいのか…」と、自分の抱いた感情に不安になりましたが…
みなさまから温かいお言葉をいただけて、それはおかしくない事だと自信を持てました!
本当にありがとうございます!

ぼくはぼくなりに…そうした感情も大切にして、これからの創作活動に活かしたいと思います!
これからも、よろしくお願いします!


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