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自担が結婚して全てが決壊した話



自担が私以外の女と結婚しました。


とうとうこの日が来てしまった。
私はこの日のために(?)卒論のテーマを「ジャニーズの結婚」にして、ツイッターでアンケートをとってたくさんの人に協力してもらいました。

いつか結果をどっかに載せま〜すと言いながら、載せず早10ヶ月…。

今しか載せる時がない、のですが、こういうブログに載せる用には一文字も用意していません。ですので取り急ぎ、部分的ではありますが簡単なアンケート結果と、実際に私の自担が結婚したのでその時の私の心境などを書き、時を経てもう書き終えたはずの卒論を本当の意味で締めさせて頂こうと思います。 



⚠︎ 全て個人的な意見なのでご容赦ください



すごく簡単に卒論のアンケートの結果(結婚に関する質問の部分のみ)を言うと、こんな感じ。



全体的には「ショックは受けるしすぐにおめでとうとは言えないかもしれんけど結婚するなとも言えへんしなあ…」という感じ。

私がこのアンケートを取ったのが去年の夏くらいで、かなりまだ結婚に対しての熱が冷めやらぬ方が少なくなかったのもありこう言う結果になりました、たぶん。
もし今実施したら多少結果は違ってくるかもしれませんが、ヲタクは複雑な感情の中、結婚という自担のライブイベントをどう受け止めたらいいのかもがいているんですね。

これはジャニーズのアイドル生命が長くあまり個人のプライベートを曝け出さないことからアイドルとしての生き様にジャニーズファンが期待を寄せているものの本当は彼らが偶像だと分かっているからなのではないかと私は卒論で結論づけました。

今はYouTubeだとかなんだとか「共感」が生み出す文化が多いじゃないですか。女の子が1人でただ喋ってる動画も「わかる〜!それな〜!」という感情が働いてよく見られたりするわけですよ。
しかし、現代の文化の主軸である「共感」ではなく、「理想の男性」「憧れの人」といった感情が生み出す偶像である彼らジャニーズは、信仰や宗教というフェーズに近い文化なのではないでしょうか。
というか、もう宗教だと思います。普通に。
だからこそ「結婚」という、どうしても夢ではなく現実を感じさせてしまうライブイベントにさまざまな意見が飛び交ってしまうのではないでしょうか。

というのが私の卒論の超簡単な結論です。


では、実際自担が結婚してしまった私の場合、どうだったのか。以降ではそんな話をします。




先に言います。
このnoteは何日間にか渡って書いています。
結論を言うとタイトル通り「決壊」しましたが、決壊前にも長ったらしく文章を書いていましたので、大丈夫だと思っていたら急に精神が決壊した恐ろしいヲタクの様子をご覧ください。







私が、実際に自担が結婚して思ったこと。
なんと、特にありません!
自分でも驚き。ないんかい。なんか思えよ。


まず、大切なお知らせ系でいいものを見たことがないので「えっ…退所…しないよね…?」と最悪の事態を想定してFCページを開いた私。



けっ…こん?
んんんんんんんん????????



駅のファミマの中、棚ぼたの定時退社をキメて浮かれていた私は、紅茶オレに伸ばした手をそのままに固まってしまいました。


というか休止という名の事実上の解散を経験済みなので、休止発表の時に比べれば何にも感じませんでした。

思い返せば、休止発表された頃そして去年の年末までは散々でした。まず、発表翌日が教習所の仮免とりたて一発目の路上研修で「精神的に不安定なときはハンドルを握らない!」という教習所の教えを破る。しかも教習所の優しい先生、なんか察したのか更に優しい。
そしてMステのひまわりの約束の「どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに」で、まだ嵐が歌ってないのに早々に泣く。
その後も情緒不安定すぎて何でもないところで泣く。
極め付けは…。年末紅白の炎がよかったから見てみたら?と母に言われ、年末は嵐のラストライブを見ていた私は紅白をあまり見ていなかったので、まあとりあえず録画見てみよ〜と軽い気持ちで炎を見はじめたはずだったのですが、「輝いて消えてった 未来のために」「託された幸せと 約束を超えてゆく」で「嵐のことじゃないすか…?(煉獄さんのことです)」と泣き喚く。鬼滅の刃の無限列車編を映画館で見た時は全然泣かなかったのに、何故か2021年になって主題歌を聞いて煉獄さんじゃない人たちを思い出して泣くという暴挙。


どうやら、一回精神が死んだのか今回は何も思うところがありませんでした。


めちゃめちゃ驚きはしたけど、「えっ、ああ、あー、おめでとう?こういう時っておめでとうであってる?おめでとう?」というのが私の心の声でした。というかなんか逆に面白くなってしまったんですよね。いやいや同時に結婚するんかーーーーーいという感じで。


一定数、結婚しないでください派がいるのは分かります。というか私は元々そっち側だったので、気持ちはすごくわかります。
ですが、いざ自担が結婚するとなんか「ほえ〜、結婚したんかいな〜。」という親戚のオバさんみたいな感想しか出てこないんだから人間不思議ですよね。あくまで私個人の感想なんですけれども。

これは別に結婚反対派の方々を批判しているわけでも何でもなく、普通に個人の感想だと思って聞いていただきたいのですが、
どうやら私は「自担を信じすぎて祝えている状態」のようです。

は?

ね。は?って感じですよね。

結婚して起こり得る事態の中で私が1番嫌なのは、自担が自ら嫁や子供のことを話すことなんですね。まあだから、私は結婚賛成派というか「結婚しても結婚したことを感じさせない=アイドルのまま結婚してくれるのであれば賛成」という派閥なんですね。うん、ややこしい。
もうかなり許容されている場合を除いて、自分からそんな嫁とか子供の話しだしたらもう、うわあもうこの人は夢を見せる気は無いんだな…となってしまうので。

アイドルなのであれば夢を見せ続ける、これは絶対です。現実を突きつけてくるのはアイドルじゃない。
きっとこれは結婚反対派の方々も同じように思っている方が多いかと思います。

ではなぜ、私は今普通におめでと〜と呑気に言っているのかというと、櫻井翔さんはそんなことしないと思っているからです。
なんか既婚になったらしいけど、たぶんすぐその事実忘れるくらいのアイドルっぷりを見せてくれると思うんですよ。ね。
なんなら1番タチ悪い可能性すらあります。だって私のは簡単に言えば「今後の行動次第で態度が変わる」ので。 
だから信じてるよというポジティブな響きをもった呪いの言葉でガッチガチに拘束し、監視しているわけです。
そして既婚であることを感じさせるような行動をするたびに勝手に失望していくわけです。勝手に理想像を押し付け、勝手に幻滅し、勝手に怒り狂い、泣き喚き、クソ迷惑なヲタクなんです私は。

結婚指輪や既婚という事実に萌えることはないです。仕事中は独身でいてください、職業アイドルなんだし。
子供の話も聞きたくないな…という感じで。
私はアイドル本人にしか興味がありません。あなたが本当はどんな人なのかなんて知らなくても、表面上の完全無欠なあなたさえ守り切れていれば、その魔法が解けなければ私はそれで。
など、実は1番ハードルの高いことを求めているのが私です。

プライベートまで拘束できるわけがないし、人間である前にアイドルという種族であるべきだと思うけど、本当はアイドルである前に人間だというのもわかっているし。
ただ、そう分かっていても、というか実際本人が「いやだって、俺はアイドルである前に人間だし…」と思っていても(俺は人間じゃなくてアイドルだ!と思っていたら思っていたで怖い)、そう思わせないような、完全無欠なアイドルが私の思うアイドルの理想像です。
そして私はその理想のアイドルがまさに私の自担だ、と思ってしまっているめちゃくちゃ危ないヲタクなんです。


うん、ちょっとそろそろやめますこの話。私がどんどんヤバい奴になる。


ま、とりあえず、簡潔にいうと私は賛成も反対もしないけれど、自担を信じすぎるあまりなんか賛成派に見える奴という感じなんですね。
私の場合は、自担が結婚して自分が幸せになることってないし、自分のことのように嬉しいとかは微塵もないし(まず大前提として自担の結婚は全然嬉しくない)、自担の幸せが必ずしも自分の幸せにつながるという考えはありません。




だから、「おめでとう」の後にはこう続きます。


私の分まで幸せになってくれないと許しません。


そして

私のことも今までと同じように幸せにしてください。




どうせなら幸せになってほしい、私たちファンの分まで。


そして忘れないでほしい、あなたには家庭の外にも幸せにするべき人たちがいることを。


それを私の自担は忘れるわけがないと信じています。
だから祝えています。


「今までと変わらず」とか言う言葉を使わなかった私の自担さん。だけど、私は使うよ。
私があなたに送る声援を今までと変えるつもりがないから。



おめでとう。
この世で1番大好きな人。



この世で1番幸せになってね。

私のことも忘れないでね。









と書こうと思ったんですが、私、どうやらショックを受けていたようです。しかも相当に。

発表のあった次の日のこと。さっきまでのテンションの文章を書いた次の日のことです。

夕方からどうも体の調子がおかしいなと思い始めました。調子はどうだ?と聞かれても条件反射でイェーイと言えないくらい悪寒がして「これって熱あるやつなんじゃないの?」と思いながら残業をし帰路につきました。


正直、自分でもはっきりわかるくらい元気はなくて、でもなぜこんなに元気がないのかは分からなくて。まあちょっとしんどいからかな〜とか思っていたんですが、どうやらそんな単純なものではなかったようで。

電車を降り、疲れてるみたいだからとスーパーでカフェオレを買い、バス停でバスを待っていると、どんどん目の前の景色が滲んでいく。

あれ?なんだこれ。
と思っていると涙が頬をつたい、そのあともとめどなく溢れてくる溢れてくる。


なぜ泣いているのか自分でも分からないまま、泣きながらバスを待って、バスの中ではなんとか抑えようと必死にハンカチで涙を止め、家のすぐ近くの停留所で降りました。

家まで歩いている時もまだ溢れてくる涙。しかも理由はわからない。
家の前に着く頃には声をあげて泣いていました。
とりあえず最後の力を振り絞ってお風呂に入り、心を落ち着かせることに。しばらくすると泣き止むことができました。

お風呂から上がり体温を測ると平熱。寒気は治っていませんが、まあこの感じなら明日には治ってるのかな、と思いつつも現実逃避することに。

まだあまりリアルでも大っぴらにはしてない本当に趣味程度のものがまあ、激烈に無課金ですが、アイドル以外にも好きなものが一応ありまして。あ、ゲーム実況動画を見ることなんですけれども、それを見ていたらいつも通りニコニコ(ニヤニヤ)していたのでまあ大丈夫なんだろうな〜とその日は寝ました。


そして翌日。
寒気は治っておりません。そして相変わらず熱なし。
ですが、それよりももっと深刻な問題が発生。

涙が止まらない。

しかも、なぜ泣いているのかわからない。

アルバイトですら当欠したことがなく、中高生の時は皆勤賞の私。初めて「行きたくない」ではなく

「行けない」

と思いました。


熱もないし、泣いている理由がわからない。そして、そもそも学校もバイトもあまり休んだことがないので、精神的に行けないと分かっていても最終的な行く行かないの判断が自分1人ではできませんでした。

でも最終的な判断は自分でしなければいけないわけです。

父に「とりあえず職場まで車で送るからその間に考えろ」と言われ、無理やり外に出て職場へ向かうことに。

ですが、もう自分の中では答えが決まっています。
行きたくないのではなく、行けないのだと。

理由もなく溢れる涙ばかりに気を取られて背中のぞわぞわ感があるのかないのかも分からなくなり、なぜ「行けない」と思ってしまっているのかも分からず、こんなことで休もうとしていることへの罪悪感もあいまってもう何も判断できない状況になってしまいました。

結局、休みますと電話で連絡をして、自分で「今日は行かない」という判断を下しました。

明日から普通にいつも通り、嫌だなと思いつつも出勤して早く帰りたいとぶつぶつ文句を言いながら仕事をする日々に戻れるように、休もうと思ったわけです。

ただ、その後お医者さんに行って熱測ったら微熱があり、ああなんだ休んで大丈夫だったな…と罪悪感は多少薄れました。



そしてその次の日。金曜日です。
涙は出ませんでした、悪寒もまあマシになってたし熱もない。
いつも通り、嫌だな〜と思いながら出勤。いろんな方に心配されまくって「昨日はすみません、もう大丈夫です。」と言っていたのですが。

いざ出勤して始業してしばらくした時でした。
なんかとんでもなく寒気がする。なんなら昨日よりも全然寒いし、今が1番寒い、という感じで悪寒が大復活してしまいました。
なるほど、昨日の休みで落ち着いたのは精神面だけだったのね…。
と思ってる間もなくずっと寒い。

とりあえず熱あるのに働いてるのはダメだもんな、と思って更衣室で熱を測っていると、そこを職場の上司さんに目撃されてしまい…。
本当に大丈夫?と聞かれ、まあ相変わらず熱はないんですが(ないんかい)、なんか寒いんですよね…と言ったところ、もう無理せず帰りなさいと言って頂き、まさかの早退。

いや今日は万全じゃないからせめて定時までいて、そのまま帰れそうなら定時で帰ろうと思ってたんだが…?
という感じで出勤できる気持ちのうちに出勤しておけ計画が潰れてフッツーに昼前に帰宅。バイトでもこんなに早く帰ったことない。

次の週以降も少しでもしんどかったら無理せず休んでね、と優しいお言葉をいただき、実質木金土日の4連休をすごした私でした。本当に周りの方の優しさに感謝ですね。


でもね、現在日曜夜、背中のぞわぞわ感は多少なくなってきてるとはいえども消えておりません。
というか、ぞわぞわ感が現れる波があってなんかもうよくわかりません。相変わらず熱ないし。理由不明。

思い当たるとしたら、
・自担の結婚によって今まで溜め込んでいたストレスが一気に暴発した
・ワクチンの副反応がなんか地味にずーっと続いてる
くらいしかなくて。でもどっちもなんかあんまりパッとしないし、もうさすがに普通に出勤しないとどんどん行けなくなっちゃうので、早く治ってほしいんですけどもね…。

遅効性のダメージ、本当に何が原因なのか分からなくなるのでもう即日ダメージ受けて即日熱出しておきたいところですね。(???)

(※月曜日は普通に出勤できました。残業せず定時で帰らせてもらえました。)
(※発表から1週間以上経ちました。まだzeroは録画のまま放置していますが元気です。)




さて、私の「自担が結婚した」という事象を受けた時の精神面、そして身体面での反応(?)はこんな感じです。

思い返せば、熱愛報道の時も頭痛がなかなか治らなかったり、めちゃくちゃ顔色悪いまま無理矢理ゼミの新年会に参加したりしておりました。そういや元から、受けたダメージがもろ体に出るタイプでした。
しかも、遅効性でした。


とはいえ、何度も書くようですが「おめでとう」とは思っています。
ただ、「びっくりするくらいショックを受けていない」と感じたのは、私の脳が「もう今のズタボロなお前がそんなんまともに受けたら死んでまうから一旦麻痺させとくわ」と、鎮痛剤の如く心の奥に指令を送っただけでした。だから鎮痛剤の効果がなくなってしまった次の日に身体的にも精神面でも大打撃が来てしまったと…。麻痺していただけでとてつもなくショックを受けていたんですね。

ただ、理由は不明なので、本当に自担の結婚が原因で会社にいけなくなったのかはわかりません。というか、仮にそうだったとしてもそれだけが理由ではないと思います。
今までの疲労やストレスがうまく発散されないまま蓄積され続けてしまった結果、自担の結婚によって決壊してしまったのかなと私は思っています。

誰のせいでもないけど、強いて言うなら自担のせいだな。
というくらいの軽い感じで生きないとそれこそ本当にダメになっちゃうので、なんかよく分からんけど自担のせいにさせてもらいます。なんか私の自担さんは優しいからそれくらい許してくれそうだし。甘えたろ。

いや、まあ、本当は、私含めみんなのせいだと思うわ。これからはちゃんとストレス大発散できる何かを見つけます。




結果として、ジャニーズの結婚によってファンがどうなるのかというと、私の場合ですが、

①普通に祝える。
もともと自担を批判することができないタイプのモンペヲタクなので、言える言葉の中で残ったのが「おめでとう」だった。まあ、そもそも今回に関しては別に批判することなんてなかった、かな。個人的には。

②24時間後から何の前触れもなく精神大決壊。
日頃からストレスをうまく発散できず、溜め込んでいるとなお死ぬ。リアルに「推しが結婚したので休みます」状態になる。いやそれが原因かは知らんけど。「大丈夫?」って聞かれたら大丈夫じゃなくても「大丈夫です!」と笑顔で答えるタイプの人はたまには、というか普通に休んでください。息抜きしてください。本当に危ないので。無理だと思ったら私みたいに休んでください。



ま、そんな感じでしたが、自担さんはめちゃめちゃ言葉を選んでいたらしいので。頭のいい人は違うな、めちゃくちゃできる人なんだな〜って改めて感じさせられましたし。
大丈夫っしょ!




ということで、おめでとう。

素直に祝えています。だってもともと結婚願望あっただろうし将来設計も自分の中でしっかりあったと思うので。

自担の幸せ=私の幸せ
とは残念ながら言えないけれども、自担さんにはこの世でいちばん幸せになってほしいので!全然よきです!



ファンのことも幸せにしてくれよ〜!




以上です。
長々と書いてしまいましたが、ここまでお読みいただいた皆様、ありがとうございました。


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