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家を買う。で、思うこと。

家を買うことにした。

子どもが生まれ、手狭になってきたからだ。

賃貸に住み替えるより、持ち家を得たほうが、資産にもなるし月々の住居費も値下がることが多いという。

ならば、買おうじゃないか。

ということで買うことにした。

社会人になってから、都度都度引っ越してきた。転勤、転職、結婚。それぞれの土地、それぞれの物件に思い入れがある。何年か住めば、街並みも特別なものになる。住みながら出会った人々、別れた人々のことも思い出す。

実家はずっと同じところだ。私が生まれる年に新居が完成し、そこで育ってきた。良くも悪くもたくさんの思い出がある。引っ越ししてみたいなんて小さい頃は考えたこともある。
しかし大きくなってみれば、実家がずっと同じところにあり、そこに全ての思い出が詰まっているのもいいものだな、と思うようになった。

これから買う家も、子どもにとってそんな場所になるのだろう。

家とともに育つ。たくさんの思い出が積まれていく。家のちょっとしたキズ一つにも、懐かしいエピソードが宿っていくのだろうな。

おしまい。


追記:書くことなんて本当に慣れないのですが、少しずつ、いろんなことを送り出してみようと思います

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