初心者の肩書は使ったらダメですか?
こんにちは!
こはなといいます。
書かないといけない事よりも書きたい事を書いちゃう。
webライターあるある♪
はい。今日は書きたい事を書きます。
noteは大体そんな感じになると思います。
4月1日は新しく物事を始める人が1年で1番多いのではないでしょか?
私は少し早い3月からwebライティングという新しい事を始めています。
このnoteも、Twitterも全て2022年3月から始めました。
そんなある日、初心者であるということはクライアントには関係ないから、言わない方がいいよ。
とTwitterのTLに流れて来ました。
「一理ある」という思いと、「本当にそうなの」という二つの思いが生まれまれました。
このコラムでは読者の方がその答えにたどり着き、
新しいことをはじめる人にとって価値のある文章となれば嬉しいです。
初心者と肩書き
初心者は新たにその分野に入ってまだ未熟な人のことをさします。
新しい事を始めたばかりの未熟な人はその分野のことをほとんど知りません。
事前に調べたり、人に聞いたりして想像することはできますが出来ることは少ないです。
この初心者がなんらかの組織に属したり、役割を与えられた時にその身分【初心者の肩書き】を明かすべきか否か。
今回考えるのはそこについてです。
それでは初めに、【初心者の肩書き】がなんのために存在するのかについて話していきましょう。
【初心者の肩書き】の存在価値を知るためには車の初心者マークを考えるといいでしょうか。
初心者マークは、免許を取得して1年以内のドライバーが運転する際に車に掲示しなければならないマークです。
周囲のドライバーに「運転が不慣れなドライバーが運転しています」と知らせる事を目的としています。
では不慣れなドライバーが運転しているということを知らせることは
どのような「価値」になるのでしょうか。
それは初心者である事を周知する事で、周りのドライバーに配慮を訴える
事ができることであり、その結果、事故率を減らす効果があると言われています。
つまり【初心者の肩書き】を持つことは、周りへの配慮を引き出しそれが社会全体の利益につながることである。
と言えるのではないでしょうか。
このような結果から私は、【初心者の肩書き】に対する存在価値を、
社会全体の利益を得るためと考えました。
初心者の肩書きのメリットとデメリット
【初心者の肩書き】は先程にもお伝えしたとおり、全体の利益を得られるもの。
つまり価値のあるものだということは先ほどお伝えさせていただきました。
しかし、【初心者の肩書き】が初心者や、その関係者個人にとって価値があるものかは別問題です。
全体の利益のために個が犠牲になるということは自然に起こりうることですから。
そこで私はまずは初心者の視点から、【初心者の肩書き】が持つメリットとデメリットをまとめました。
🔳メリット
能力の開示ができる
周りのサポートを受ける事ができる
過剰な期待をされない
簡単なことから始められる
これらの【初心者の肩書き】メリットは、要約すると
周りの人間が自分のレベルに合わせてくれるようになるのです。
これはほぼ確実に受けられる恩恵です。
何故ならばそれが全体の利益になるからです。
なんだ初心者という事を伝えるだけでこんなにいい事ばかりではないか!
と思われるかもしれませんが、もちろんデメリットもあります。
🔳デメリット
格下に見られてしまう
報酬が少なくなる
簡単な作業しか任せてもらえない
信用されない
初心者であることを周知するデメリットとは
能力に対して正当な評価が受けられない可能性があということです。
しかしここまで聞いても初心者にとってはまだ【初心者の肩書き】のメリットの方が大きいと感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな人の為につぎは【初心者以外の人間】にとって組織内に【初心者の肩書き】をもつものがいるメリットとデメリットを考えていきましょう。
🔳メリット
なし
🔳デメリット
初心者が組織にいる状態は、全体の利益が損なわれる可能性が高まるため、ケアを行わなければならない。
はい。周りの人間にとってメリットはありません。
組織に【初心者の肩書き】をもつものがいるということはリスクにしかならないのです。
そう【初心者の肩書き】とは自分にはメリットがあるのに、周りにはメリットを与えず配慮を強制的に引き出す悪魔のようなカードでもあるのです。
初心者の肩書きは使ったらだめですか?(2回目)
ここでタイトルの疑問に戻ります。
【初心者の肩書き】の価値、そしてメリットとデメリットを知りましたが、
それでもまだその肩書きを使うべきか否かについて、答えは出ていません。
しかしここで気づいてほしいのです。
初心者であるという事実はその肩書きにかかわらず変わりません。
問題はその事実を肩書きにするかどうか。
つまり、名札をつけるかどうかだけの問題であなたの能力が変わるわけではないということに。
そうするとやっと答えが見えてきます。
【初心者の肩書き】の存在価値は全体の利益を得るためだとはじめに言いましたね。
肩書きを使うかどうかの判断は、【メリットとデメリット】と
【初心者としての能力】を考えたうえで全体の利益につながるかどうか。
これが答えを導きだす式であり、答えです。
初心者であるという事を伝える事は自身に様々なメリットを与えてくれます。
しかしそのメリットは、自身の負担を、相手が肩代わりしてくれているだけなのです。
そして、相手に与えた負担は最後にあなたの評価や報酬になってかえってきます。
しかしその負担を相手に与えたとしてもなお、
伝えなければならないことが多いのもまた事実です。
冒頭に説明した、車の初心者マークもその一つです。
あなたは新しくその分野や所属に入ってきたばかりで何も知らないのです。
そんなあなたに全体の利益を正確に判断できる力がありますか?
あなたのミスの責任を誰がどのようにとっているのか。
またその役割をあなたは担えますか?
【初心者の肩書き】をはずすということは責任を担うということです。
それが難しい時には【初心者の肩書き】を外してはいけません。
相手や全体の利益の為に名乗る【初心者の肩書】には絶対に間違いはありませんので。
最後に伝えたいこと
私は2022年の3月にクラウドワークス、webライティング、Twitter、noteをはじめました。
どれも新人ですがそれぞれ肩書きは違います。
私はTwitterやnoteでは初心者webライターや見習いライターを名乗っています。
これはどちらのコミュニティもコミュニケーションの場であり、
共同で利益を得るための場とは違うという認識から、事実をありのままに伝えています。
しかしクラウドワークスでは最初の3件受注するくらいまでは、
「業務を始めて間もないこと」そして今は「主婦業を行っていること」のみを伝えています。
※まだ6件くらいしか受注していませんが…笑
これは私が初心者であるという事実を相手が知らないまま仕事をした際に、
迷惑をかけてしまう可能性があると思う項目だけ抜き出して伝えています。
つまり自己防衛が目的ではありません。
私は【初心者の肩書】を適切に使えば周りの理解を得て、素晴らしい仕事につながる価値のあるものと確信しています。
偏った意見や自分の利益だけを追い求めて【初心者の肩書】の価値を
つぶしてしまうことがないことを祈っています。
終わり!皆様ごきげんよう♪
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