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拙作語り⑪~六花繚乱ヘキサムライ(その7)

妖怪悪霊を退治しうる能力をもった士・「妖霊狩ようれいがり」たちの子孫が再集結、妖霊との戦いがまた始まる――という「落武者の末裔が戦隊もの」な現代戦隊ファンタジー、『六花繚乱ヘキサムライ』。
キャラや要素の振り分けが気に入ってしまって、舞台や設定を変えつつ・いじりつつ、いろんな具合に派生して楽しんでますが(のっけから自爆)。
西洋でもスチパン風で考えたやつもあり(さらに爆)。

スチパンと言いつつ、まだ大型船は空を飛ばないという世界にしてあって(おい)。
だからこそ、大きな船で空を飛びたいという野望というか願望を叶えたい青年実業家(赤殿)。
過去に何かヒントがあるかもと、古今東西の知の殿堂・図書館を訪ねる。
応対に出た司書(黒侍)は、熱意あふれる若きイケメン実業家を前にし、頭に血が上ってしまって応対も上の空。
とりあえずヒントがありそうだと、今後も協力してほしいと言い置いて去っていく赤青年。
黒司書の祖父(図書館のラスボス)は孫娘に「男の色仕掛けに惑わされるなんて、実に情けない」と言って呆れるが、後日再び訪ね来た赤青年のさまに「なかなかの好青年じゃないか」と、「ここの書庫事情に通じている、儂のこの孫娘を付けてあげるから、何なりと手伝わせてどうぞ」とか言い出す。

そんな赤青年は、ある時画廊で空飛ぶ船が描かれた絵を目にする。
「自分と同じ夢を、こんなリアルに見てる人が居る!」
と感激し、画廊に飛び込んで店主に「あの絵を描いた画家に是非会いたい」と熱く希望するが。
店主は、その画家は本名や居所を明かさず、自分自身も直接会ったことは無いと答え。
画家と画商の仲介者について情報を得るも、捜せど見付からず。
赤青年は、疲労から街の歩道で倒れ込む。

倒れてたところを町の少年(緑侍)と保安官(青侍)に見付けられ、医者(白侍)の診療所に担ぎ込まれる赤青年。
「頑張りすぎはいけませんよ。休まなきゃ」と白医師に諭される赤青年(嗚呼)
くだんの緑少年が後程様子見に診療所にまた来るのだが、彼は実は例の画家を知っており。
色々あって対面が叶うのだが、会ってみたら自身と年近い女流画家(黄侍)で驚く赤青年。

赤がカフェで派手な若い女性(黄:見た目はさっぱり画家っぽくない、苦笑)とサシでお茶しながら熱く語ってるのを目撃した黒司書はそれなりにショックを受け。
「なに落ち込んでんのぉ、司書の姉ちゃん」とか緑少年に言われてたり。
ここまでで出てこなかった紫はといえば、技師として登場し、やはり空飛ぶ船実現のキーパーソンとなりうる役柄だったり
・・・というのを考えており;

補足しておくと。
ここまでで出てきてない妖霊飼の桃姫はといえば、白医師を気遣い、果物その他を差し入れしてくれるお嬢様で。
彼女に仕える白蛇怪・玻璃ハリは、そんなお嬢様お付の侍女。
そんな侍女に鼻の下をのばしがちな青保安官。
という既視感しかない図式(激笑)

バトル的なのは無く、こちらの場合は、「空飛ぶ大型船」を実現させたい赤青年が主人公で(自分にしては意外な型:自爆)、多くの関係者を巻き込みつつ夢の実現へと進んでいく・・・という中で複数のロマンスもありーの群像劇みたいな感じかと(墓穴)

他には・・・
技術が相応に進んでいるので、昔からの魔術的なものは廃れているイメージなのだけれど、図書館の番人一家はその「廃れたはずの魔術」をまだ継承していて。
落下物の下敷きになりかけた赤青年を助けたくて、魔導書を街なかで使ってしまった黒女史が「怒られる…帰りたくない(泣)」ってなる場面を、いつかどうにかして描きたい自分が居て(おおいに自爆)
風の精霊・シルフィの魔導書、的なやつを(更に爆)
それにしても絵面がガッシュというか清麿や(※『金色のガッシュ!』…)と…orz
精霊の呼称はユーミンの歌「78」に沿って、地の精霊はグノメ、火はサラマンデル、水はオンディーヌ…というところ。
スチパン世界観だと、黒女史がメガネ娘に戻り…眼鏡というかモノクルですか(爆)
助けたドサクサで眼鏡を壊したか失くしたかして、赤青年に付き添ってもらい帰宅するも、
「あのさあ。俺、お前に似た人知ってるんだけど…なんで別の姓なのかなあ?」
と、黒父は娘でなく赤に絡む(爆)
お父さん、赤父を知っている。赤父えらい人…市長とか県知事みたいな(爆)
実は、そんな赤父と大学の同窓生、的な感じで知り合いだった黒父(爆爆)
別に隠し子とか勘当されたじゃなくて、親の七光で云々言われたくないから母方の姓で名乗って活動したんです、、と主張する赤青年;
そんなこんなの二人のやりとりを、傍で眼鏡なしのピント合わない状態で見守り、やきもきする黒女史・・・

これ以外にも、図書館の中だったり街に出たときにだったり色々な出来事が起こりながら(お父さんを介して偉い赤父さんと会ったりする黒女史、とか…)、赤と黒の互いの印象というかが変化していき、恋愛感情に進展していくのか…というところ。
他にも、白医師と桃嬢だったり、あるのだけど。
やはり黄と赤の間は恋愛感情は生まれんのだなあと…第一作からその路線を継続なんだなあと(苦笑)

こういう妄想をリピートしてるので、尚更和時代劇の絵コンテが進みません…(墓穴)
ここからが佳境、全編を通し一番描きたい箇所、一番籠めたいメッセージなのだろうけど・・・だからこそ、なかなか着手する決心がつかない(二つめの墓穴)
仕事じゃなくて本当に良かった(オイ)

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