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ハロウィン超短編漫画@六花繚乱ヘキサムライ

要は、自筆の現代戦隊FT『六花繚乱ヘキサムライ』の所謂ハロウィンネタのショートコミックのまとめです。
戦隊のメンバーとしては殿+家臣で計7名居ますが、所帯もち(家主)の社会人である紫侍・ヨシタケは妻子の冷たい視線もあって、こういう場には来られないので登場しません(苦笑)。
担当カラーのニュアンスで髪を塗り分けているので、そこは分かると思うのですが、本編の中での立ち位置や役割、性格的なものを以下ざっくりとまとめておきます↓

予備知識編

ハル(赤殿:ヘキサムレッド)
 掃守覇君〈かにもり はるよし〉
 T大学理工学群在籍、三年生。
六花りっか氏の末裔。現代にあっても、「殿」として棟梁として、妖怪・悪霊を討伐する妖霊狩ようりれいがりのリーダー役を果たす。戦力的にも、全ての武器を使いこなす最優秀戦士。
文武両道で才気煥発、見た目も悪くないのだが、実はオネエ人格が時折顔を出す。

フミ(黒侍:ヘキサムブラック)
 文珠ふみ〈もんじゅ ふみ〉
 T大学人間学群在籍。三年生。
六花氏の家臣・文部あやべ家の末裔。文部家は、六花の殿に仕えた「黒衣の宰相」つまり僧侶が、呪力の見どころのある若者に興させた家系。そういう系譜なので、実は戦力としては微妙であり、そこは本人も分かっている。ただ、最初期からの側近で殿愛が非常に強く、「ハルがピンチ!」とかなると猛烈な強さを発揮したりする。
自称「恋愛に縁遠い干物女」で、同士の紅二点の一であるが静でありジミー(地味)。

イタル(緑侍:ヘキサムグリーン)
 武内格〈たけのうち いたる〉
 公立中高一貫校の二年生(中学二年生相当)。
六花氏に仕えた武部たけべ家の末裔。最年少の「妖霊狩」。そもそも武内家には武部家からの甲冑と薙刀が伝わっており、父・りきはその潜在能力を知っているので、自身の家系が受け継いだ職務を息子に任せている。ハル・フミと出会い、彼らを家庭教師に迎えて猛勉強して公立中高一貫校の難関を突破、進学した。
無邪気で可愛い、皆の弟分だが、戦力的には引けを取らず、頼れる存在。

ワンさん・ヨシタケ(紫侍:ヘキサムパープル)
 王奉献〈おう よしたけ〉
 T大学理工学群職員(技官)。
六花氏に仕えた犬部いぬべ家の末裔。犬部家は主に諜報部分を担っていた。つまりは間者とか言われる存在なためか、現代の紫侍も忍者のようなワザが得意である。
妻と中学生の息子一人あり、共働きの既婚者。
少年時代に「大きくなったら○○レッドや仮面ライダーになりたい」と夢見ていた人(爆笑)。ゆえに変身した時は大喜びだったらしい。
ちなみに戦隊もののお約束的には紫=バイオレットだが、敢えてパープルと云っているのは「仏教戦隊ブッダマン」(おかげさまブラザーズ)に因っているから。。

コズエ(黄侍:ヘキサムイエロー)
 斑尾標〈まだらお こずえ〉
 T大学芸術専門学群在籍。二年生。
六花氏の家臣の一、豹部ひょうべの末裔。勝気な性格も相まって、かなりの攻撃力を誇る女侍。関西出身をアピールするがごとくヒョウ柄の服ばかり着ている(苦笑)。芸術学群の学生なので相応に絵は上手い。紅二点のもう一方だが、黒侍・フミが静でジミー(地味)ならば、黄侍・コズエは動でハデー(派手)という好対照である。。

シンヤ(青侍:ヘキサムブルー)
 立川辰哉〈たつかわ しんや〉
 T大学体育専門学群在籍。二年生。
六花氏に仕えた竜部たつべ家の末裔。体育学群の学生だけあって身体能力は高いのだが、怪我と故障が何より怖く、戦列には一応加わるけど最前線には出ようとしない。しかし、ハル殿がボロクソにやられた時には黙っていられなくなるような義理堅い面もある。
実はそんなハルと家賃折半でシェアハウスしている。つまり殿様と家臣(の末裔)が同居している。

ノブミ(白侍:ヘキサムホワイト)
 島尻寅弥〈しまじり のぶみ〉
 T大学医学群在籍。一年生。
六花氏の側近・虎部とらべの末裔。一年浪人しているので、青侍・シンヤ、黄侍・コズエと同い年である。
幼い頃に病死した姉を思って医者になろうと志し、兄がその心意気を汲んで大学院進学を止めて学卒で就職してくれたため、一浪の上で医学部進学が叶った。だからこそ、彼は敵対勢力である「妖霊飼ようれいがい九戸くのへ氏の末裔・究子スミコが何やら長年その身に病を抱えるらしいと知れば捨て置けず、ヘキサムライ陣営での内輪もめを招いたりもするのである。

スミコ(九戸の妖霊飼・桃姫:ナノテイマー)
 久我究子〈くが すみこ〉
妖怪や霊を飼いならし使役する「妖霊飼」九戸氏の末裔で、彼女の許には妖霊が集まりやすい。多感で病弱な十七歳の姫は、両親を事故で亡くして以降、祖父母(九戸氏とは無関係)の許で暮らしている。白蛇の化生けしょう玻璃ハリは、彼女の側近中の側近であり、およそ五百年の間代々仕えてきた。他にも大から小から様々な妖怪に心を許し、傍に置いているが、動物の化生が多い。玻璃のほか狐の琥珀コハク、蜘蛛の白珠シラタマなど、名前が可愛いというか綺麗である。
白侍・ノブミが気にかけ世話を焼くので、彼には心を開き、妖霊狩の傘下に入るというわけではないが協力することも。

玻璃(妖霊飼に仕える蛇の化生)
前述のように、当代の妖霊飼・スミコに仕える化蛇。その人型の姿が美女であるため、青の妖霊狩・シンヤに「あいつ、イイ女だったなぁー」という目で見られるようになり(嗚呼)、その流れでマンガのネタによく登場することになる(困)

タカシ(九戸の妖霊飼:ナノテイマー)
 鳩谷傑〈はとがや たかし〉
もう一人の「現代の妖霊飼」で、スミコが生き物の怪を集める傾向なのに対し、彼は器物の怪・付喪神つくもがみを集める傾向にある。更に言うと、その名は側近の四君子(梅・蘭・菊・竹)のように植物名が多い。
実は赤の妖霊狩・ハル殿と小中学校時代の同級生(汗)。かつて色んなことで張り合っては負け続けた積年の恨み的な形で妖霊狩に喧嘩を売ったが、下僕の妖霊たちは彼らに討ち取られてしまった。その後、古本屋で古書簡の怪・あずさと出会い、色々あったが今も相応にやっている。

ショートコミック集

その1:こわい同居人

白蛇怪・玻璃は、本人はそう思ってないだろうが割とノリが良くて色々コスプレしてしまうので、そのたびに青侍・シンヤが漫画のネタになりやすいイイ反応をする。
ただ素直な意見としては、男二人でシェアハウスしてて一方が女を連れ込んでイチャついたら、もう一方は嫌に決まっていて…ハルじゃなくても「そんなもん、他所でやれぇ」的に普通に怒るだろうと(地)。ついでに言ってしまえば、オネエ人格が出たら更に火に油であろうと…「アタシという者がありながら…」みたいな(恐)←この二人(主従)そういう関係なんか…いや、どうだろう、違うと思うけど(困)

その2:皆の意表を突くのが殿の特技。「コスチューム占い」、ホントにあったのよ(期間限定)
その3:「その2」の続編とも言う。こうなるともう収拾などつかない(困)
附:ちなみに当年、紅二点はこういう仮装をしていた

要点:
・あまり露出の多くない衣装を用意したのに、黄侍に取られた黒侍
・所詮占いとか言わず、真に受けてホントに姫コスをやる赤殿。フツーにカッコいい殿の仮装が見たかったのでショックな黒侍
・で、煽られて自分も王子コスやっちゃう黒侍

その4:もう1人の「現代の妖霊飼」タカシのハロウィンは、しもべの古書簡怪・梓と一緒

出会いから馴染むまで、だいぶ険悪な時代もあったタカシと梓なのだが…まあ現在それなりに楽しそうだから良いのかなぁと。。
見た目より遥かにお茶目な梓。

その5(1/2)2023年の新作。
その5(2/2)2023年の新作。やっぱり殿は皆を「あっ」と言わせたい(笑)
その5、附:全体像が見えない黄侍コズエの衣装。相変わらずナマ脚を見せたいヤツ。

要点:
・黄侍の煽りを本気と取り、攻めた仮装をしてしまった黒侍
・前回と色々変えてくる面々が多い中、同じヴァンパイア衣装を貫く青侍
・やっぱり赤殿が意外性ぶっちぎり一位だった、というオチ(今<2023年10月現在>ちょうど再放送してますからねシ〇ケ〇ジャー…地上波じゃないけど)。それにしてもアンタがそれやるか!?的な点がみどころ。
・黄侍の衣装は某テーマパーク某アトラクションのキャストの制服をオマージュしてるんやろなぁ、と伝われば筆者は嬉しいです(おおいに自爆)
今回は緑と黄とで担当色をチェンジしてるのかな?とも思ったり。

そういえば、本作『六花繚乱ヘキサムライ』の着想が2011年であり…当時所属してた創作系招待制コミュニティでこの話をしたら、自分の中では無論「侍戦隊シ〇〇ンジャー」が一番近いとは思うのだけど、同年代な他の創作者さんから「鎧伝サムライ〇ルーパーを思い出しました」とコメントをいただき、「ああ、そっちか…」となりました(ノスタルジー:墓穴)。。
↑としがばれる発言ですな(さらに墓穴)

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