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新潟に行ってきました

先日、新潟を旅行してきました。

1日目

朝、上越新幹線・ときで東京圏から出発。北陸新幹線・東北新幹線は乗客が多くだいぶギチギチしてたのと比べて、上越新幹線は人が居ないわけじゃないけどだいぶ空いてた印象……2020年夏の特急ひたちほどじゃないけど(正直な感想)。
昼前、JR新潟駅到着。まずは荷物を宿に預けに行き、またすぐ駅に戻り来る。
現在、新潟駅とその周辺はリニューアル工事中。昼食場所の選択にやや困り、駅から離れてちょっと歩いてみるも、答えは出ず(困)
そういや今年の春の旅行先は広島だったが、広島駅周辺も工事中だったなぁと…(困)

午後に乗りたいバスがあるから迷っている場合ではないと、目についた焼肉ライクで昼食(爆)・・・いや、うち近辺に無いんですよライクが。だからそれもありかなと。。

実際に買うのは後として、新潟駅構内の売店を軽く見て回り、ぽんしゅ館クラフトマンシップへも行き。もしかしたら燕三条駅近辺では会えないかもと思ってた諏訪田製作所の爪切りを試し、話に聞いた通りの「やすりの要らない、一発で滑らかな切れ味」が気に入って、その場で購入。

新潟駅前からBRTで青山へ。行きたいところへ行くバスが新潟駅からの直通は無く、この青山バス停で乗り継ぐしかない。新潟~青山は何本でもあるが、青山から行きたい先へと向かうバスは2時間に1本あるかどうかなペースなので、逃せなかった。。
青山到着から乗る予定のバス出発まで少し時間があったので、イオン青山の店内をざっくり見て回り。時間がきたらバスに乗り、月潟つきがたへ向かう。アイドリングストップ徹底車なのか、この青山~月潟路線のバスがクーラーきいてなくて割と暑かったんすね・・・orz
一時間弱バスに揺られ、終点の月潟へ。
ここへ来た理由というのが、月潟バス停から徒歩15分ほどにある国指定天然記念物・「月潟の類産るいさんナシ」。新潟市南区は昔から果樹栽培が盛んな地域といい、この類産ナシも個人果樹園の一角に立っているらしい。
現存する最古の梨の品種「類産」の木であり、日本にただ一本残る木でもあるといいます。
根周り2.4m、樹高3m、枝張り6m四方、樹齢約200年。今なおちゃんと食べられる実のなる、食用品種としての果樹にあっては古株じゃないかと。これ以外に何か挙げるとするならば、「日本最古のりんごの木」(青森県つがる市/県指定天然記念物)くらいしか類例が浮かばない。。
「果樹 古木」でざっくり調べてみたところ、「日本で一番古いみかんの木」と、前述のりんごの古木くらいしかヒットしない(困)。日本一古いみかんの木とは、大分県津久見市の尾崎小ミカン先祖木で、12世紀に植えられたとされ、樹齢は800年余。12世紀に食用品種という概念があったかよく分からないけれども、これは現存品種と言うにはちょっと違うのかなと…。
天然記念物の指定を受けたウメの古木も各地に存在するが、梅の実をとるために何かしら改良が加えられたものとはちょっと言いがたく、これも違う気がする。ただ、梅の場合は仮に花木としての観賞用が植樹の目的であったのだとしても、実はなる。偕楽園の梅も、毎年時期が来れば沢山の実をつけ、その実で作った梅干しが販売されてたりする。梅の木がもつ美徳もあったろう(菅原道真公と飛梅の伝説からか、地方の小さな天満宮にすら梅が植えられていることが多い)が、食用となる実も採集出来るし食糧的にもメリットがあった、いうことだろうと私も思います。。
ともあれ、こちらの類産ナシは樹齢200年を数えてもまだまだ現役。その姿は逞しくも美しい肝っ玉母さんのようで、誇張とかネタではなく涙が出ました。
「自分、この木に会いたくて、北関東からココまで…新潟駅までは新幹線で、更にバス乗り継いで、バス停から夏の太陽照り付ける下を歩いて来たんだ。その甲斐はあった」という思いでした。
この木を導入した方の子孫にあたるであろう所有者さんが、一般の人でも見学出来るようにしてくれていることに感謝。。(今年6月現在の情報としてだけど、やはり個人所有地内にある前述のりんごの古木は見学中止とのことなので…)

月潟の類産ナシ
収穫まではまだ時間があり、成長途中と思われる実。やや縦長なフォルム。

この類産梨の実は酸味があり、生食用というより加工向(それはきっとリンゴ界の紅玉みたいな存在なのだろう)だそうで、近くのマスヤ製菓で「梨ようかん」になり販売されており。もちろん買ってきました。
かぼでん(説明は後述)由来の焼菓子も製造販売していて、かぼちゃの種がアクセントなサクホロッとした、美味しくて色どりも綺麗で可愛らしいかぼちゃサブレなのでした。。
《後日追記》
数ヶ月もつらしいので後回しになっていた梨ようかんも、いただきました。
普通のようかんより爽やかというかフルーティーではあるのだけど、何の果物かは聞かないとハッキリ分からないかも……でも、注意深く味わっていると、時々梨らしいシャリッ・ざらっという歯ごたえ・舌触りがあり、梨のあの酸味と苦みもあり。貴重な体験させてもらった気持ちです。。

マスヤ製菓にて購入の菓子

月潟バス停から徒歩3分ほどの場所に、旧月潟駅があります。
1999年に廃止となった新潟交通電車線。旧月潟駅では、その緑と黄の配色から「かぼちゃ電車(かぼでん)」と呼ばれた車両が展示されており。
廃線から20年以上。その間も、保存会の皆さんが駅舎や車両の手入れをしてきて、ただ展示するだけでなく、昨年に続き今年の9月には50mほどながら車両を走らせ乗車体験するイベントを開催するのだそうで。
夏の暑い午後、汗しながらグッズの販売や見学者への説明等の対応、車両の修理をする方々に、頭が下がる思いでした。自分も少しのお手伝いになればと、缶バッジガチャを回し、少額ですが募金してきました(ユルいパートなんで…orz)。

旧月潟駅の、かぼちゃ電車。

あとは青山を経由して新潟駅へ戻り、売店でちょこちょこっと買物してホテルへ。
その途中で、みかづきのイタリアンとヤスダヨーグルトのフローズンヨーグルト食べて夕飯としました。。

2日目

ホテル朝食で、新潟の食をひととおり堪能。
(アートホテル新潟駅前さんの朝食バイキングは新潟グルメが揃うよねぇと…。前述のイタリアンもだし、へぎそばも、のっぺも、塚田牛乳やヤスダヨーグルトも、タレかつ丼を魚沼産コシヒカリでとかもあり。デザートに笹団子もあったし…)
朝9時から今代司酒造いまよつかさしゅぞうの見学の申込をしてあったので、そちらへ向かい。
新潟駅からおよそ徒歩15分、新潟駅から最も近い造り酒屋が今代司酒造ですが、駅南口直結のホテルからだと20分弱かかったかな……朝から晴天で陽射しが痛かった。。
この時期は、完成したお酒を小出しにしながら販売しているのだそうで。
直売店舗スペースと完成した酒を貯蔵しておくところは空調設備が入っているが、他は外気とほぼ同じ。オリジナルうちわと冷凍おしぼりを受け取り、それを使って暑さをしのぎつつの見学でした。「暑いのは仕方ない」と割り切った上でのうちわとおしぼりという「おもてなし」が粋だった(しみじみ)
「造り酒屋にとって、出来上がったお酒は命です。人間が暑くて汗だくになって仕事してて、お酒は涼しいところに置かれます」(※意訳)
という案内スタッフさんの言葉も、そんなおもてなしに説得力を付与していたように思います。。

今代司酒造にて。こちらで記念撮影出来ます(自分もしました)

別件(過去の「つぶやき」)で投稿しているように、こちらでは1回500円で回せるガチャがあり、最下の参加賞でも税込500円以上の品が出てくるようなので、特に銘柄とかこだわらない方には良いかと思います。私はノンアルガチャとお酒ガチャを各1回回し、ノンアルのほうは販売価格864円の甘酒が当たり。
幼少期から甘酒苦手だけども、飲む点滴と言われるほど栄養が豊富で「暑さにバテる夏こそ飲むと体にいい」と聞いていたので、飲んでみたら濃厚ながらしつこくない甘さで予想以上に美味くて。リポビタ〇Dとかの栄養ドリンクの代わりに朝に飲んだりして、数日で飲み切りました。そう、逆に言うとリ〇ビタンDやエ〇カップの代わりになりうるほどなんだと身をもって感じた次第なのです。
お酒ガチャは「天然水仕込み純米酒 今代司」300ミリリットル瓶で。この二日目の夕食時にいただいた地酒もそうでしたが(後述)、何というか「悪酔いしない」感が強かった。ストロングチューハイとは全く違う酔い方が出来るというか(爆)。
飲料瓶2本がお土産に加わり、荷物が重くなったのは…想定内です(自爆)

近くのバス停からバスに乗り、万代ばんだいシティへ。
万代バスターミナル、そして近隣には伊勢丹やラブラなどの商業施設、という場所。
空調があまりきかず暑い中、かの有名な「バスセンターのカレー」を汗しながら食べる人を横目に見ながら土産品など探すも「あぁ、コレは新潟駅構内の売店のほうが揃ってるのかも…」と、バスセンターのファミマで見付けた虹色猫「ばんにゃい」のメモ帳だけ買って諦めて、駅へと戻ることに。。

万代シティのキャラクター、ばんにゃいとレインボー・バン男爵がプリントされた自販機

朝食をしっかり摂ったので、正午を過ぎてもお腹が空くことはなく(嗚呼)。宿に預けた荷物を引き取って、二日目の宿のある弥彦へと電車で移動。
新潟駅から弥彦駅までJRで行くとなると、信越本線なら東三条、越後線なら吉田で弥彦線へ乗り換え、という流れ。弥彦線がこれまた2時間に1本ペース(朝夕は1時間に1本くらいあるのかなぁ)なので、自然と新潟を発つ時間が決まってしまったという話。。
暑い夏の旅行は「電車バスでの移動中に涼をとる&休憩」だな~と実感(←事情を察するよう)。
弥彦駅から宿までは歩き。途中、分水堂菓子舗に立ち寄ってパンダ焼きを購入し、店内のスペースにていただく。一時期流行った「モチモチの白いたい焼き」を思い出しつつ、美味かったので翌日にも寄って買うことになる(爆)。
近くの観光案内所にも寄って、地図など入手し現地でも情報収集。新潟駅の観光案内所より、置いてある地図が実用的で活用度高かったですね…(率直な感想)。そこで出会ったのが、弥彦村公式キャラクター「ミコぴょん」。ご当地キャラはそれこそ星の数ほど存在し、似たようなのもあるわけで、もう訳わからん的に私も情報を入れるのを放棄して久しいのだけど(爆)。久しぶりに素直に「かわゆい…」と思えるご当地キャラに会えた心境で、グッズもいくつか買いました。ぬいぐるみマスコットは、100均のポーチと家にあったパーツとでバッグに付けて持ち歩けるようにしてみたり……ポーチのチャックの開閉口を固定する方法が決まったら連れて歩くわ・・・(現状、移動中に揺られてチャックが開いてしまう可能性が;)

ミコぴょん、連れ歩きたい仕様(未完成orz)

宿への途中にある「おもてなし広場」にも寄り(何せチェックインまで時間があるから…)、農産物直売所で「国産きくらげが、この量でこの値段?安い…」と購入したり。

結局チェックインより早い到着とはなったものの、部屋に入れたのだけど。「今日のうちに行って見てきたい所がある」と、すぐ外出。部屋で休んでしまったら休んだだけ、出掛けるのが億劫になる(切実)
弥彦線の電車の本数が少なくて3日目の行動内容と時間とが自然と決まり、越後国一之宮・弥彦神社は3日目に参拝しようということになり、それ以外の巨樹巨木がある末社や寺院を巡るべく出発。

住吉神社大欅(たこケヤキ/県指定天然記念物)、弥彦の大銀杏おおいちょう(そこは旧弥彦村役場跡地らしい)、上諏訪神社の大けやき、祓戸神社の大けやき。
そして祓戸神社の前から宝光院への道で何やら黒い大きな蝶がひらひらと。「クロアゲハかな…?」と私はさほど気に留めず歩いて行ってしまったけど、家族が「うわぁー」と目をキラキラさせながら写真を撮っていて。クロアゲハだとしたら何がそんなに珍しいんだろうと、とりあえず訊いてみたら「だって羽が緑なんだよ!」と。写真を見せてもらうと、型はアゲハチョウなのだが、羽の色は黒というより黄緑系の明るい緑。こんなチョウいるのかと帰宅後調べてみたのだけれど、やっぱりクロアゲハじゃないかなというのが自分の中での結論で。羽色の見え方だったり(ちょうどその蝶は若緑の葉に囲まれた場所にとまっていた)個体差だったりで黄緑に見えたんじゃないかと……。そして、調べていると「神社仏閣や聖地と呼ばれる場所でクロアゲハに会ったという体験談は多い」という気になる情報が。サイト『コノハナサクラボ 波動が上がる研究所』内のブログに、

特に、クロアゲハは瀬織津姫セオリツヒメの使いと言われています。

とあり。祓戸神社の祭神の一柱であり、記紀(古事記・日本書紀)にはその名が登場しない謎の神とも。
そういえば(いわなくとも)祓戸神社の前の道だったよなと……
我家一行の前に現れ、写真も撮らせてくれたということは、歓迎されたと取って良いのかなと。
他にも弥彦神社周辺では青の鮮やかな蝶、おそらくルリシジミを何匹を目にし、懐疑論者は「社寺は山林に囲まれている場合も多く自然豊かだから、蝶も居るだろうよ」と言うんだろうが、私としては理屈はよく分からないけど「これが神域というものなのかな…」とも思ったものでした。。

2日目最後の目的地は、弥彦の婆々杉ばばすぎ。宝光院の奥に立つ、当地に伝わる鬼婆伝説ゆかりの大杉という。樹齢1000年といわれるだけの風格、さらには鬼婆の骸を吊るして見せしめとした木、あるいは鬼婆が高僧の説法を聞き改心したのがこの木の根元だった、という伝承。何か迫力ありました……
そして、周囲を木々に囲まれた場所、更に夏という季節のお約束として、蚊がぷーんぷーん飛んでまとわりついて…こんな場所で殺生しちゃアカンし逃げて逃げてな感じでした。。

弥彦の婆々杉

二泊目にお世話になったのは、ホテルヴァイスさん。
宿の温泉大浴場で、その日の汗を流し。洗い場の半分くらいが所謂ファインバブルシャワーヘッドになっていて「うわーい」と色んな水流を年甲斐もなく試し、ひとしきり盛り上がり(自爆)
夕食はレストランで和会席+洋食プラン。
今代司酒造では「朝から飲んでるわけにもいかん」くてチョットしか試飲しなかったので、夕食には地元・弥彦酒造の「彌彦」を付けて。子供は未成年、配偶者は酒を飲まないので、私だけ(爆)
アイデアも盛り付けも、お味も良くて。普段我家では魚メニューとりわけ煮魚なんてやらないのだけど(自爆)、美味しい煮魚をいただけて満足でした。こってり甘辛味のブリかま煮、美味かったわぁ…と。
ところどころ入る洋食要素も良くて。うちで宿泊した日の洋メニューはヒラメのポワレ(…ムニエルかも…そうだったらゴメンナサイ;)とデザートのほうじ茶風味クレームブリュレ。とくにブリュレは家族全員が「ねえ、なんでクレームブリュレってこういう器なのかな?もっと大きくて深くてもいいよね?」と「もっと食べたい」的に絶賛。
「ここの宿に素泊まりとか一泊朝食付だなんて、もったいない!夕食も付けなきゃ、絶対もったいない!!」と思ったのだけど、何より地元弥彦産コシヒカリの白御飯で、久々に「おかずなんて要らない、白飯だけでひたすら食べれる」の心境を味わいました。自分的には、アートホテルの魚沼産コシヒカリ御飯よりも、こちらにより強く感激しました。いえ、おかずと一緒に食べても美味しいのが弥彦産コシヒカリの御飯でした。。

3日目

弥彦神社では、年の8~9割ほどの朝、御祭神に朝の御食事を献じる御日供祭おにっくさいが行われており(やる日が多いのだけど、他の祭礼との兼ね合いもあるのか、毎朝やっているわけではない)。
いろんなところで案内を見聞きするので、間に合う時間に起きれたことでもあり、行ってみようと。案の定起きない子供は置いていくことに(爆)。
午前7時から始まるので、希望者の集合時間は更に前。しかしながら、神様に失礼のない服装で集合時間までに集合場所に行けば、無料で参列・参拝出来るという素敵な祭礼です。参加費を徴取されないという無料であって、気持ちのお賽銭は入れてきましたが……
通常ならば祈祷を依頼し御祈祷料を納めないと入れないであろう拝殿(ここは空調完備。広いところだから家庭用じゃなく業務用だと思う…)で、神職さんと共に拝礼し、拍手する。
それにしても…所用で今迄参加できず、何の準備もないまま卒業式の練習に加わったような感じで、何をどうしていいか周囲をキョロキョロしまくる挙動不審者になってしまったことが悔やまれます(←事情を察するよう)。
直接話をしたわけじゃないのだけど、他の参加者どうしの会話を聞いていると、もう何度も参列しているベテランさんも居たようで。地元の方だったり、寺社詣でが好きな方だったりするのかなあと。そうか、だから落ち着いてたんだな、あの方々…と思ったりでした。
早起きの徳、的に福米と神社パンフのお土産がいただけました。

宿に戻ると朝食です。いわゆる和定食ですが、弥彦産コシヒカリ御飯と再会したのが嬉しくて、御飯おかわりし茶碗2杯食べて。「おかわりだなんて珍しい」と家族に白い目で見られましたが、そんなこと気にしません(爆)。

9時半を過ぎた頃、再び弥彦神社境内へ(寝腐ってた子供にとっては「再び」ではない:酷評)。一般的な神社の参拝作法は「二礼二拍手一礼」ですが、二礼四拍手一礼が弥彦式なんだそうです。通常なら二回のところ、四回手を打って鳴らす。
ユルく御朱印集めをしている私は御朱印帳を持参し、いただいてきました。

電車の時間は決まっているので、余裕をもって宿を出て駅へ向かいつつ、「おもてなし広場」の直売所でカットメロンを買って食べたり(店内のイートインスペースを使うのもなぁ、と外のベンチで食べようとしたら、お店の方が「暑いですし、中でどうぞ」と入れてくれたのです……ご親切に有難うございます)、分水堂菓子舗で再びパンダ焼きを購入したり。

弥彦駅から電車に乗り、降りたのは燕三条。帰りの新幹線は、こちらからの乗車券・指定席券を買っておいたのです。新幹線の時間までは、燕三条駅構内のショップと、駅から徒歩圏内の道の駅燕三条地場産センターにて、「燕三条の金属製品を見て買おう」と。かくて、ピーラーと、テレビでも紹介された、刃のないトミタ式おろし金を購入。これまたテレビでも取り上げられたスワダの爪切りは燕三条駅近隣施設には無く、「もしかしたら新潟駅のぽんしゅ館クラフトマンシップで買っておいた方がいいかも…」と初日のうちに購入しておいて良かったなと。諏訪田製作所まで行って戻るほどの時間の余裕は無かったから尚更…。丁度いい時間に電車があって、もっと早く燕三条駅に達することが出来たのなら、燕市産業史料館の体験工房館で鎚目入れとかやりたかったけど、時間が・・・orz

「まだ新幹線まで時間あるし、遅めのお昼でも…」と、へぎそばの店に入ろうとするも子供が渋り、道の駅近くのらーめん勝で燕三条背脂ラーメンを食し。見た目ほど脂がしつこくなくビックリ。生の刻みたまねぎも丁度いいアクセントなのだろうと。ステンレスの丼が燕三条っぽくて更にイイ。

「ラーメン食べたら暑くなっちゃった。クーラーきいてる道の駅の物産館で涼んでこうか」なんて言ってたけど、実は新幹線の発車時刻までそんなに余裕がないと気付いて、バタバタと駅に戻って新幹線ホームへ駆け込み、ものの数分でもう新幹線がホームに入ってくるという、だいぶ余裕もってホームに行って5分10分突っ立って待っておくのが常の我家としては普段あまりないヒヤヒヤ感を味わいました……
弥彦で買ったパンダ焼きは、上り新幹線の車内でいただきました。やっぱり美味かったですねぇ…近所にあったら毎週行く的な。いや、でもモチモチ白たい焼きだけじゃなく、たい焼き屋や大判焼・今川焼屋さん自体がホント減ってしまっているのですよ…しかも「薄皮!あんこたっぷり!」になってて。「私は、あんこもだが、むしろ皮が好きだ!皮をもっと食わせろ!!」みたいな感じだから、余計に自分と波長の合うお店がなかなか無いのです…。

おわりに。
帰宅後おろしたピーラーが軽~い力でするする皮がむけるので、さすがだな、価格に見合うだけの価値はあるなぁ・・・と思ったのでした。。

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