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アドラーが教えてくれた、矢印が自分に向いてると幸せになれないという話

「明日、誰をどのように喜ばせようか」と考えれば、あらゆる問題は解決する。
ビジネスも、お金も、友人関係も、恋愛も、家族も。

アルフレッド・アドラー

ここ最近アドラー関連の本を読んでいる。
その中で、一番刺さったのがこの一節だった。

自分の存在価値に疑問を感じたり
居場所がないような不安感に襲われたり
誰かに非難されたわけでもないのに、なぜか「生きててすみません」みたいな気持ちになる時は、だいたい矢印が自分に向いているときな気がする。
要は、自分しか見ていない状態だ。

アドラーはこうも言っている。

自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。
受け取るよりも多く、相手に与えること。
幸福になる唯一の道である。

アルフレッド・アドラー

自分のためではなく、周りに貢献することが幸せになる唯一の道
矢印が自分にしか向いていない状態で、これはできない。

なるほど「生きててすみません」みたいな気持ちになるワケだ。

だからといって、いきなり大きな貢献をしようと無理をすると、ソレはそれでストレスになる。

コンビニの店員さんに、目を見て挨拶をする。
道に落ちている缶を、ゴミ箱に捨てる。
レストランで美味しいご飯を食べたら、それをお店の人に伝える。

ちょっと矢印を外に向け、ほんの一瞬でも良いから誰かをほっこりさせる。
大きな貢献じゃなくても、これはこれで幸せロードの一歩になるのではなかろうか。

Photo by Denise Jones on Unsplash


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