一人でいても 他人といても悩むから、解決方法はこれしかない気がする。

昔から、身近な人が悩んでいると気持ちが引っ張られやすいところがある。

それが好きな人であればあるほど、一緒に悩んでしまう。

これも一種の『嫌われたくない願望』なんだろう。

自分がなんとかしてあげることで、好かれたい。そして心穏やかに過ごしてほしい。

一見、相手のためを思った行動のようにみえるけど、実は違うように感じる。

要は相手のメンタルを安定させることによって『自分が安心したい』のだ。

結局は自分のため。
私は優しい人間を装っておいて、本当は自分のことしか考えられていないのだ。昔から。

たくさんの本を読んできて『自分をまず一番に考える・大事にする』ことが大切だと学んだ。

･･･でも、先に書いた『自分のため』は、自分を大事にするための行動ではないように感じる。

『人から嫌われたくない、好かれていたい』から出てきた行いは、身も心も滅ぼすのだ。

人から嫌われたくないという気持ちは、突き詰めれば『孤独になりたくない』に行き着く。

一人が怖いのだ。一人の時間は好きだけど、一生一人は怖い。

人間だったら誰もが持つ感情であるけれど、

私は結構、『孤独』に関して恐怖を抱いている方なのではないかと 最近思う。

･･･それなのに、一人でいたい。

そんな気持ちも持っている。

自分でもよくわからない。

孤独は嫌だと言うくせに、一人にしてほしい。誰とも関わりたくない。

こんなこんがらがった気持ちを解消する方法。

それは『自分が、自分の一番の親友になってあげること』なんだと思う。

一種の自給自足。

『自分』という友達がいれば、孤独に悩む必要はない。人から嫌われることに怯えなくてもいい。

人によっては『何言ってんの？』って思われる方法かもしれないけど、
結局これが一番の精神的自立ではないかと思っている。

このような言い方をすると世間に受け入れられないから
『自分の機嫌は 自分で取る』なんて言い方がされているんじゃないだろうか。要は同じことだ。

他者に依存しない生き方をすること。

この人がいないと、私はダメだなんて思わないこと。

自分一人でも十分満たされているけど、この人といればもっと楽しいよね。っていう『自立した心』の上で人との関係を結べるようになること。

これが、様々な心の問題を解く答えなんじゃないかと思っている。

そうとわかれば、まずは『自分と仲良く』してみようか。

最近見つけたお気に入りのカフェで過ごしてもいいかもしれない。

家でのんびり焼き菓子を食べながら、本を読んでもいいかもしれない。

私という友達と、楽しく過ごせる方法を 一緒に考えて行けたらなって思う。