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薬を嫌がるのは、味の変化が一因かも

子供さんが薬を嫌がってのまない

というお悩みをお持ちの方も多いと思います。
もしかすると、薬の味が原因の一つかもしれません。

味が原因かもしれません


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子供用の薬は、甘みがつけられていたり、加工されているのですが、
水に溶かして放置すると、中の薬が溶け出して、薬の味が感じられるようになってしまいます。
また、クラリスロマイシンという抗菌薬は、バイキンを抑えるために必要な薬なのですが、飲み合わせで、非常に苦くなることがあります。
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酸味のあるものと一緒に口に入れると、薬の表面の甘いコーティングが剥がれるため、薬自体の苦味が出てしまいます。
水に溶かして放置した場合も同様です。

また、薬の中には、酸っぱい味がするものがあります。
例えば、去痰剤などとして使われる、カルボシステインがあります。この2剤は、絶対に混ぜないでください。
薬局で、薬を混ぜないでいるのは、実は、そんな理由もあります。

まとめ


・・・ポイント・・・
①混ぜる場合は、子供が見えないところでする
②保護者の優しい表情で安心させる
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お困りのことは、ぜひ、薬剤師にご相談ください。個別に、どのような方法があるか、ご説明します。お手伝いをさせてください。

参考)くすりの適性使用協議会
>子どもにくすりをのませるコツ


#薬局活用 #薬の飲ませ方 #長崎 #諫早

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