スリランカの宝石店は本当に安いのか?
宝石店へ潜入。
ガイドが予約してくれていたので貸し切りで見学。
こういうところが優れていて、
知らない土地では本当にありがたい。
行きたいところを伝えて、
「はい、連れてきたよ」で終わる場合もあるので
全てのガイドがこうだとは思わないように、
お気を付けください。
旅の前にコーディネーターと事前に
綿密な打ち合わせをしていて
それに会う宝石店を見つけてくれていた。
コーディーネーターとガイドの
信頼関係がすごく良かった。
こういうことから
いい旅が始まるんですね。
大手の会社のオーナーが案内してくれるという
奇跡のような時間だった。
石とたわむれる天国の時間。
観光客向けのお店で見ごたえがあります。
というのも
ここにはジュエリーだけでなく
博物館のようになっていて、
原石の採掘現場の実物大の模型や
カットされた宝石ができるまでも
分かりやすく展示してありました。
お値段ですが、
日本よりもお安くお買い物できます。
質の良いパパラチアサファイアもありました。
加工工場も見学させてもらえました。
角度を変えて磨きます。
緑の先端に石がついるの見えるかな。
一番左はカボションカット(つるんとした形)
水晶ができるまで左から順に
①ざっくりカット
②きれいにカット
③磨かれて完成
ここからもっと細かくカットしていくと
宝石の美しい輝きが生まれます。
原石のままでは見えない美しさは
人の手によって引き出されるんですね。
本来の輝きは磨いてみないと分からない。
磨かれた石を取り付ける金具の部分を作っています。
エプロンは革。
石がピョコッとはまる部分を作っています。
覆輪(ふくりん)と呼ばれるデザインで
宝石をぐるりと囲んでいます。
すべて手作業です。
機械で大量生産できないわけです。
余談ですが
ヨーロッパ向けとアジア向けの商品は違うと話していました。
例えばブルーサファイアのペンダントトップ
アジア向けだと
ブルーサファイア、ダイヤモンド、Ptですが。
ヨーロッパ向けは
ブルーサファイア、ホワイトサファイア、silver925
見栄えは変わらずリーズナブルに作られます。
もちろんダイヤモンドの輝きや
強度を考えると
アジア向けのほうがおススメです。
日本人は本物の石をさらに良いものにして身に着ける。
「より良いものを身に着ける」
受け継がれるものを大切にしている文化が
あるからかな。
日本人の感性はすごいな~
なんて感動してるけど、
日本人はお金持っているから…
と言われるとそれまでですけどね。
とはいえ、日本の百貨店で買うよりも
かなりお安いです~。
スリランカの旅でご案内できます。
地中で育まれる時間も、
生まれてからも
手間と時間がかかります。
時給にしたらいくら???とか考えちゃう。
お客様の手元に届くまで
どれ程の旅をしてくるのか…
長旅の最終地点はお客様。
こうやって現場を知ることで
また愛おしさが増してきてきました。
石愛爆発
「日本語が懐かしい」って話してたオーナー
名古屋にも住んでいたことがあるんだって~
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