息が止まる、映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」
複雑な手続きに翻弄されてしまうダニエル。
映画のタイトルにもなっている「I Daniel Blake(私はダニエル・ブレイク」のシーンは強烈に心を痛めた。
窮地に追いやられている人々を救わずに国は一体誰を助けているのか。
あらすじ
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいた。シングルマザーのケイティと2人の子どもの家族を助けたことから、ケイティの家族と絆を深めていくダニエル。しかし、そんなダニエルとケイティたちは、厳しい現実によって追い詰められていく。
イギリスの複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿が描かれる。
映画.comより抜粋
原題 I, Daniel Blake
わたしは、ダニエル・ブレイク
2016年/100分
イギリス・フランス・ベルギー合作
監督 ケン・ローチ
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