karabiner-elementsを使用したMacOSでの仮想テンキーのつくり方
14インチMacbookProを愛用しておりますが,excel使用時などでテンキーが欲しい時ってありますよね(でも場所が嵩張るし,お金もかかる)。
そこで,karabiner-elementsのprofile機能を用いて,仮想テンキーを作ってみたので共有します。説明よりもコンセプトの共有となりますので,お含みおきのほどお願いします。
karabiner-elementsの説明・導入につきましては説明を省きますので,以下のURLなど活用してください。
https://qiita.com/TSY0SEC/items/fff6d9b0768882355493
では,端的にやり方を申しますと,2または3ステップで行います。
①「Setting」の「Profiles」から「Add new profile」を実行し,新しいprofileを作成する
②「Setting」の「Simple Modification」上の「Add item」より,好きな文字キーに数字を割り当てる
③Better Touch Tool (BTT)を用いて,キーボードショートカットで切り替えられるように設定する
キーマップの配列
私は,「j」を基準に構成し,「j→4」「k→5」「l→6」と割り当てました。
同様に,「m→1」「,→2」「.→3」と「u→7」「i→8」「o→9」としました。
単純に移動量が削減できるかなとの判断です。
ちなみに「hとn→0」「space→delete」「vとb→space」に変更し,
左手「dfcr」に矢印キーを割り当てました。
profileの変更は,Menubarにkarabiner-elementsが表示されるので,そちらから選択できます。
③Better Touch Toolを用いたショートカットによる切り替え
こちらのURLを参考にしました。
ターミナルにて簡単にprofileを変更できるコードがあるので,これをBTTに適用します。※'Default profile'の箇所は,profile名に対応させて使用ください。
'/Library/Application Support/org.pqrs/Karabiner-Elements/bin/karabiner_cli' --select-profile 'Default profile'
「BBTのシェルスクリプト/タスクの実行」より,「script」入力箇所に上記のコードを入力すればOKです。
私は「option + /」でテンキーモードへ変更,「fn + /」でデフォルトに変更とし,
テンキーのprofile使用時は,「option → fn」へキー変更することで,切り替えを同ショートカットで行えるように設定しました。
BTTのHUDオーバーレイ機能を使って,profileが変更されたことを視覚フィードバックできる機能も活用しています。
テンキーは片手操作できるので,便利だなと改めて思いました。
よかったら,ご参考にしてください。
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