元自衛官が語る:真夏の大地震に備える防災グッズリスト

はじめに

皆さん、こんにちは。
元自衛官のKOHです。
自衛隊での経験を生かし、真夏の大地震に備えるための防災グッズリストをお伝えします。
災害時の生存率を上げるのは、適切な準備です。
特に夏場は熱中症リスクも高まるため、より慎重な対策が必要です。

基本的な備品

  1. モバイルバッテリー: • 10,000mAh以上の大容量を。情報収集と通信維持は命綱です。 • 複数USBポート付きで、家族全員のデバイスに対応。 • 太陽光充電機能付きなら、長期停電にも対応可能。

  2. ライト: • LEDヘッドライトが最適。両手が使え、作業効率が格段に上がります。 • 電池式と充電式の両方を用意。電源喪失時の備えと長期使用を考慮。 • 防水機能付きを選べば、雨天や水没地域でも使用可能。

  3. 笛: • プラスチック製が軽量で丈夫。金属製は錆びる可能性があります。 • 100デシベル以上の音量で、救助隊に位置を知らせやすく。 • 首掛けタイプなら、緊急時にすぐ使用可能。

夏向け特別備品

  1. 小型ミニ扇風機: • USB充電式で、モバイルバッテリーと併用可能。 • 首掛けタイプは作業中でも使え、熱中症予防に効果的。 • 静音設計なら、避難所での使用時も周囲に配慮可能。

  2. アイス枕: • 再凍結可能なジェルタイプが長期使用に適している。 • 首用は効率的に体温を下げられ、熱中症対策として有効。

  3. 熱中症対策用噴射スプレー: • アルコールフリーで肌への刺激が少ないものを。長期使用を考慮。 • ミスト機能付き水筒も代用可能。多機能性を重視。

  4. エアベッド: • 自動膨張式なら空気入れ不要で迅速に設置可能。 • 厚さ5cm以上で、硬い床でも快適な睡眠を確保。

  5. 虫除けスプレー: • DEET含有量の高いものを選択。長時間の効果が期待できる。 • 子供用低刺激タイプも用意。肌の弱い人にも安全。

  6. カッパ(ポンチョタイプ): • 透明タイプで視認性が高く、安全性向上。 • 厚手のものは防寒具としても使用可能。多目的に活用。

衛生用品

  1. 非常用トイレ: • 1人1日5回分を目安に。衛生管理は感染症予防の要。 • 凝固剤入りは臭い対策に有効。避難所での使用を想定。 • 組み立て式簡易トイレでプライバシーを確保。心理的ストレス軽減に。

  2. 歯ブラシ: • 歯磨き粉不要の使い捨てタイプで水の節約。 • 舌クリーナー付きで口腔衛生の維持に効果的。

  3. ラップ(I・ラップ推奨): • 通常のラップより強度が高く、多目的に使用可能。 • 骨折の固定や応急処置にも使用可能。自衛隊でも重宝。 • 耐熱性が高く、熱い食事の取り扱いにも安全。

  4. ニトリル手袋: • パウダーフリータイプでアレルギーリスクを低減。 • 複数サイズを用意し、家族全員で使用可能。

その他の重要な備品

  1. OS1ドリンク: • WHO推奨組成に近く、脱水症状改善に効果的。 • 少量ずつ頻繁に摂取が重要。熱中症対策の基本。 • 粉末タイプも用意で長期保存が可能。

  2. 給水シート・給水マット: • ゼリー状の水分で誤嚥リスクが低い。 • 冷蔵で冷やし、夏場の体温調節にも効果的。

  3. 粉ミルク: • カカオ入りは栄養価が高く、そのまま食べられる。 • アレルギー対応タイプも考慮。 • 液体ミルクも併せて準備でより安心。

ライフライン停止への備え

  1. 電気: • 50,000mAh以上の大容量ポータブル電源で複数機器の長時間使用を想定。 • ソーラーパネル付きなら長期停電にも対応可能。

  2. 水道: • お風呂の水200L程度をトイレ用水として活用。節水意識が重要。 • 飲料水は1人1日3L×7日分を目安に。最低でも3日分は必須。

  3. ガス: • 2口タイプのカセットコンロで調理効率向上。 • ボンベは1人週3-4本を目安に。調理頻度を考慮。

その他の準備

  1. 車のガソリン:常に半分以上を維持。

  2. ポータブル電源:月1回の充電状態確認と必要に応じた充電。

  3. 女性用生理用品:1ヶ月分以上を準備。不織布タイプは多用途。

  4. 常備薬:お薬手帳のコピーも保管で詳細情報確認可能。

  5. 現金:高額紙幣だけでなく、小銭や千円札も用意。

  6. 重要書類:スマートフォンで写真撮影しバックアップ。

結び

これらの備品は、揃えるだけでなく定期的な点検と使用方法の確認が重要です。
自衛隊では「最悪を想定し、最善を尽くす」が鉄則でした。
家族全員で定期的に防災訓練を行い、いざという時に備えてください。
また、地域の避難所や危険箇所の確認、近隣住民との協力体制構築も忘れずに。
適切な準備と柔軟な対応で、災害の影響を最小限に抑えられます。
安全第一で、しっかり準備しましょう!

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