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住宅ローン金利の見直し #9

家を買って10年。
購入当時、組んだローンは、
6割が変動金利、4割が10年固定金利といったものでした。
知識もなく、変動に振り切る勇気もないので、MIXにする、
というなんとも私らしい選択でした。

そして、10年経った今。
10年固定金利が終了となり、変動金利に切り替わった後の金利の
お知らせが届きました。

高すぎる。
変動金利といえば、今住宅ローンを組む人は、
当時よりもさらに低い金利で組んでいるとの情報がありました。
それに比べて変動金利なのにあまりに高い。

これは借り換えを検討しないとな、と思いました。
が、仕事をしていた私は、
借り換えとか考えるだけでも面倒だからこのまま放置もありか、
と、封書を目につくところには置いておきつつも、
日々の優先順位の下の方に置きっぱなしにしていました。

休業に入り、ちょうどいいタイミングだと思い、
まずは借り入れている金融機関に電話をしてみました。
「契約当初にそのような内容になっています」とのご回答。

契約当時の書類を掘り返してみたところ、
確かに、10年固定金利が終わった後の金利の記載がありました。
おそらくきちんと説明もされていたと思うのですが、
もちろん覚えておらず、当時の記憶もありません。
とりあえず高いので、これは借り換えしかないかと思い、伝えたところ、
「他の選択肢がないか担当からお電話します」とのこと。

その後の電話で、一定の条件をクリアし、一定の手数料を払えば、
金利を下げてくれるというお話がありました。

ちょうどファイナンシャルプランナーの無料相談をしていた
タイミングだったので、その話をしたところ、
もっと金利が低く、団信の条件もよくなるところがありますよ、
と紹介をしてくれましたが、
なにせ、イチから書類を書いたり、手続きをしたりするのは
休業といえども手間です。
多少の違いぐらいであれば、署名と捺印で書類を返送すれば
手続きが完了する今の金融機関でいい気がしました。
なにもせず放置していたことと比べれば、金利は下がるのだから
まぁよいだろうと思ったのです。

そして、一定の条件と一定の手数料に対応し、
今の金融機関で金利を下げてもらうことになりました。

世の中の動きや、他の金融機関の条件など、
本来はもっといろいろと調べ、他選択肢も検討して決定すべき事項
なのだろうと思います。
ただ、私は考えすぎてしまう性格なので、時間コストをかんがみて、
ある程度考えたら考えすぎるのはやめよう、と最近は思っています。
考えるのって時間もかかるし、疲れます。

特に、正解がないようなもので、
人生に大きなダメージを与えてしまうようなことでなければ、
まぁなんとかなるか、といった楽観性も大事していこう、
と今までの人生を振り返って思うのでした。