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翻訳機があるんだから勉強する必要なんてない?

学びのマーケット「ストアカ」で韓国語初心者さん向けのレッスンを提供しておりたす韓国語学習サポーターこぐまです。

ネットフリックスで観た「韓国ドラマな恋がしたい」という恋愛観察バラエティー。役者をしている日本の女性と韓国の男性が役を演じてキスシーンをしたら、恋が芽生えるのか、という内容です。ご覧になった方もいるでしょうか?

ここで登場したのがLINEと思われるトーク画面。
お互いの国の言葉がほとんどわからない二人の間で欠かせないアイテムとして登場しました。

トーク画面に話しかけると、それが相手の国の言葉に変換される。その画面を相手に見せる。これを見て「いまはもう、翻訳機あるから韓国語なんて覚える必要ない」って思った方もいるかもしれません。

でもわたしはその場面を見て、寂しさを感じました。
彼女たちが話しかけているのは、目の前にいる想いを伝えたい相手ではなくスマホなんです。彼らが理解しようとしているのは機械が翻訳してくれた文字なんです。


最近はネットで顔の見えない相手と文字だけでやりとりできる時代。
それでも言葉は、わたしたち人間だけが使えるコミュニケーションツールです。

機械に自分の感情を委ねずに、たとえたどたどしくても、自分の中から出てくる感情を自分の言葉にしてほしい、そんなことを思いました。

翻訳機で「伝わる」のと自分の言葉で「伝える」のは違う。
翻訳機がある時代でも、外国語学習は決して無駄ではありません。外国語を習得した人だけが味わえる感覚を味わうためにまずは一歩踏み出してみませんか?

レッスンでお会いできることを楽しみにしております。

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