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HSP気味な私にマッチングアプリは向いてたのか?って話。

夫とはマッチングアプリで知り合って結婚し、結果それでよかったと思えてる私ですが、

アプリ自体は、かなり…苦しみながら使っておりました。

婚活しなきゃ!!の気持ちで登録しては、すぐに心が疲れて休会したり、やってられなくて退会したり、でも何か活動はしてないと落ち着かなくてまたそのうち登録したり…を繰り返した日々。


しかし一応この話、オチは「でもHSPゆえにうまくいった」になりますので(笑)よかったら最後までお付き合いください。

ちなみに半年以上あけてアプリ再登録したときに「まだこの人いる…」って見覚えある男性が多いのなんの。。
そしてその大体がプロフィール写真変わってなくて、「一体何年前の写真のせ続けてるんだろ…」とその人の現在が怖くなってました。
自分のことは棚上げで(苦笑)

HSPにはそもそも「些細なことでも深く考えすぎてしまう」ところが特徴の1つとしてあります。

これに当てはまる私は当然、

いいねをもらっても、その相手のプロフィールを見て「この人なら大丈夫!」と思えたことが一度もなかったです。
絶対に、何かしら深読みしてしまう。

たとえば、その人のプロフィールがすごく典型的な自己紹介文だったとき。
まあ、可もなく不可もなくとなりそうなところ、私は

「これ、アプリの自己紹介テンプレ使ったんだろな。自力で文が書けない人なのかな。それか、そこは手を抜いて平気と甘い考え方する人なのか。とりあえずの登録でやる気がない人なのか。もしくは本当のこと書くとやばい人なのか…」

てとこまで考える。
ただ典型的な自己紹介だっただけで。

あとは先に書いたように、プロフィール写真からも妙に読みとってしまうところあって

コロナ禍2年目の頃、マスクしてない旅行の写真しか載せてない人だと「つまりこれ2年以上は確実に前の姿だよな。今会っても、この写真よりはオジサンなってるかもな…」

て予想しちゃってたし、

洗面所の鏡で自撮りした写真のせる男性なぜか多いんですが、それされるとその鏡の汚れに注目してしまって

「写真撮るのにそこ気にしない人なんだ…」

となる。(見過ぎ)

家族仲をやたらアピールしてる人だと、
「もしかしてかなり干渉してくる親御さんなのでは…」と先のことまで心配したり。

もう挙げ出したらキリないほどに

すべての情報から連想ゲームしちゃう私。
アプリは多少軽い気持ちで進めた方がいい部分あるのに、序盤から深く考えすぎる。

それでもどうにかこうにかマッチングして、メッセージやりとりして、実際に会って…
と関係が進んでいくと

今度はHSPの特徴の1つ「他人の気分に敏感で、振り回されやすい」で疲れることになります。

察しすぎちゃうので…
(しかもそこから深く考えちゃうという厄介な流れ)

相手のちょっとした表情の変化、態度を読み取りすぎて
「もしや、乗り気じゃないのに会ってくれてるのかな」とか「思ってたのと違うって思わせたかも」とか不安になって勝手に悶々と悩んだり。

好意を持たれたら、気持ちがついてかない自分が申し訳なくなって苦しくなったり。
告白や次のデートのお誘いを断ることに、必要以上に心痛めてしまったり…。
(まじでほんとに、振られるのも辛いだろうが、振るのも実はかなりダメージ負う)

ほんとに、、、

アプリ使用中は私、
ずっと脳と心が疲れてました、、、。


ただ…
最初に申しましたように
私はマッチングアプリでHSPゆえ上手くいったと思う部分があります。

それはずばり、埋もれたポテンシャル高めの男(現在の夫)に気付けたこと。

やたら察して考えるHSP人間は、他のライバルが気づけないことにも気づける。
これ、かなりの勝因になるかと。


我が夫はプロフィール写真は全然イケてなくて、いいねも多くはなかったです。そこは私、顔が生理的にNGではない…くらい目をつぶってマッチング。
それよりプロフィールの埋め方が誠実で、自己紹介もちゃんと自分の言葉で書いてて、メッセージの返し方にも丁寧さ感じてたので、そっちの貴重さが強かった。

まずこの地味〜なポイントで良さを感じ取るのって、日々それなりに敏感に生きててこそ、なんですよ…。

自分にとって違和感のない文。
書くべきと思ってる項目の一致。
人によってはわざわざ意識がいかないポイントなはず。
でもHSPレベルになると無意識の「感覚」で察知するようなポイント。

実際に会ってからも、夫は全然イケてるところ見せてくれなかったけど、
私には「この人いつもこうしてくれるな」がやたら見えて「つまり、思いやりある人だな」って冷静に考えられた。

表向きはほんとダサい(ごめん)タイプだったけど、いざ結婚したら大正解の成長力と優しさを兼ね備えてた夫で。

これはまじで、小さいことも察知してそこを深く考える私じゃなけりゃ、捕まえられなかったと思ってる。
「あなたのここが素敵」と伝えられる部分がほかの女性と違ったのは、これまたHSPならではの強みじゃないかと。

だからね…
HSP気質の人間にとって、アプリは情報多すぎてかなり心身疲弊する婚活手段なんですが、
その何万人て登録者の中に
あなただからこそ気づける相手
がいるかもしれない。

たくさんの人を見てこそ感覚も研ぎ澄まされていくので、そういう意味でも、マッチングアプリは対象人数多くてアリ。

疲れた時は感覚も狂うので、休み休み、ね。
感受性が強いことは、いいものを見つけたい時にも役立つものなのです。

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