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【ブログ】卒論口頭試問、埼玉未来大学で講演、アドラーゼミ最終回

2024年7月29日(月)

今週から、月曜日は前の週を振り返って【ブログ】の話題で書いていきます。それに伴って、金曜日は【研究】の話題で書いていきます。

【授業】eスクールの卒論口頭試問、春学期の研究発表会

2024年7月20日(土)

午前中は、eスクールの卒論口頭試問。9月卒業を目指す人は一定の割合でいる(1-2割)。今回はまめっちが対象。10分のプレゼンテーション、5分の質疑応答ともびっくりするくらいうまくこなして終了。よかった。

9月卒業は9月15日の固定日で卒業式が行われる。留学生の卒業生が多いので、早稲田キャンパスは国際色豊かになる。今年は、私は教育心理学会がかぶっているので参加できないけれども、教育コーチの中さんが参加してくれるようだ。

午後は春学期の研究発表会。eスクールは最後の4年生7人が発表。博士課程は3人が発表(全部で4人だが1人キャンセル)。博士号を目指している、リエコ、なっちもZoom参加していたので、話してもらう。公開制なので、外から16人ほどZoomで参加してもらった。ありがたい。

夜は、小手指駅北口の赤レンガで懇親会11人。2時間の楽しいひとときだった。

いよいよ、残りは秋学期だけというところまで来たことになる。

【授業】「生涯学習と成人教育学」の第14回目で最終回/たじたじさん所沢へ

2024年7月22日(月)

通学生の「生涯学習と成人教育学」の第14回目で最終回。最終回なので授業全体をふりかえるワークをして、早めに切り上げる。

大福帳を読むと、「他にはない授業でよかった」、「グループワークでうまく話せるようになった」、「毎回のテーマが身近でためになった」という意見が多かった。こうした意見を読むと、自分で言うのもなんだが、これは「生涯学習と成人教育学」というテーマでの良い授業だったのではないだろうか。

「生涯学習と成人教育学」は今年度の秋学期にeスクールで開講されて、それで最後になる。eスクールのほうは、最後なので、新規収録をするか、あるいは従来のコンテンツで進めるかどうかを思案中。

eスクールゼミ卒業生のたじたじさんとあくびちゃんで小手指の「花もも」で夕食会。たじたじさんはスイス在住で日本に帰国中のところ、所沢キャンパスに来たことがないとのことで、今回の企画となった。eスクール卒業のあと、熊本大学の修士課程(克明さんのところ)を修了している。楽しかった。

【講演】埼玉未来大学で講義/川越市立美術館

2024年7月25日(木)

埼玉未来大学ライフデザイン科の講義を、ウェスタ川越にて実施した。タイトルは「人生の処方箋:アドラー心理学の実践」で、90分。参加者は120人くらい。2022年に初めて引き受けて、2023年は断り、今年は川越と熊谷の二ヶ所で引き受けた。2025年はどうしようかな。

みんな元気。男女比は女性が少し多い感じ。私の講義は午前10:15から11:45で、午後にもう一つ講義がある。「好印象を与える大人の身だしなみ」という講義のようだ。そして最後にサークル活動となる。なんかいいな。

2022年の講義はアドラー心理学をガチでやったら、あまりウケなかったという反省がある。今回は、老年心理学の文脈で、ユングの「人生の午後」とかインドの「林住期」の話をしながら、アドラーのライフタスクに持っていくという工夫をした。その結果、すごく面白がってくれた。笑いもたくさん取れた(笑いは成果のバロメータだと思っている)。

ということですごく満足。私が満足したということは参加者もまた満足しているであろう。もう一回、9月に熊谷でやって、終わりとなる。

午前中で講演の仕事が済んだので、せっかくなので小江戸・川越を少し回ることにした。川越は自宅の最寄駅から20分で来れるので、すごく近いのだけれど、よくあることで近いところはあまり探検せずにきた。

今回のルートは、川越市立博物館、川越市立美術館、川越城本丸御殿で、この三つは隣接している。ウエスタから歩いて30分くらい。三館共通チケットが370円と格安。三つとも良かったが、特に美術館の常設展で相原求一朗という人の絵がすごく良かった。

洋画家・相原求一朗は、1918年(大正7)に川越の商家に生まれ、少年時代から絵を描くことを好んでいました。家業を継ぐために美術学校に進むことはあきらめたものの、やがて独学で油絵を描きはじめます。徴兵により21歳からの5年間を満州(現中国東北部)やフィリピンで過ごし、九死に一生を得て奇跡的に生還しましたが、この体験は作画への意欲をますます強めました。戦後まもない1948年(昭和23)、日本のモダニズム洋画を代表する画家・猪熊弦一郎に師事して本格的に絵を学びはじめ、早くも1950年には新制作派協会展(現新制作協会展)に初入選します。

猪熊弦一郎という名前になんか覚えがあるなと思ったら、2022年に丸亀市に遠征したときに行った美術館が「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」という美術館だったのです。あとで検索して思い出した。

今日もものすごく暑かったが、浴衣姿の女性がけっこう歩いていた。何かお祭りがあるのだろうか。そんな川越小トリップでした。

【所沢】エミテラス所沢、東横イン所沢

2024年7月26日(金)

トンカツを食べに所沢駅まで車で行った。所沢駅前に作っているショッピングモール「エミテラス所沢」の建物はかなりできていた。開業は9月とのこと。IMAXを含めたシネコンが入るので、楽しみ。今までは、イオン武蔵村山のシネコンまで足を運んでいたので、近くなる。

車から見つけた看板に「東横インができます」とのこと。調べてみると、以下の記事。

所沢西口、駅前タワマン裏に今月15日から工事が始まる『東横イン所沢』。ついに有料駐輪場の撤去工事が行われていました! 14階(47m)245室となる予定の東横イン所沢は2026年1月に完成予定とのことです!

あと一年半先のことになるけど、所沢に東横インができる。素晴らしい。これで、スクーリングに来たeスクール生のホテルの選択肢が増える。西武線沿線にはこれまで、東横イン東久留米ができて、さらに所沢ということになる。めでたい。

東横インができたら無意味に所沢に泊まりに行こうかなww。

【アドラー】アドラーゼミA面の5回目で最終回

2024年7月27日(土)

アドラーゼミA面の5回目で最終回。人数が多くなることを予想して、いつもより広い教室をとった。これは正解だった。教室参加者25人、Zoom参加者8人となった。広い教室でも、全員が前を向く講義型の机配置にはしたくなかったので、机のむきを変えて「ロの字」型にした。これも良かったと思う。ロの字にするだけで、参加者みんなで話し合おうという雰囲気になる。これ重要。

今回はラスムッセンの『心地よさを求めて』の本をテーマとした準備をしていたのだが、最初の近況報告で「子どもにごほうびを出すことについてどう考えるか」という話題が出て、結局前半の90分はその話題で展開した。

まあ、これでよい。準備したことは準備したことですでに報われている。そのときに出た面白い話題で展開すれば、それはそれで素晴らしいことだ。即興=インプロヴィゼーションは究極の楽しみである。

最後は参加者全員に感想やコメントを話してもらった。一人ひとりが何かしら掴んだものがあったようすが伝わってきて、私は深く満足した。

打ち上げは高田馬場の石庫門にて。四つの丸テーブルに分かれたけれども、それぞれがにぎやかだった。

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