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【注目記事】VRが対面に匹敵/オフィスが「オープン」な設計だと、生産性が低下する

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173 VRが対面に匹敵 Oculus Goで簡単に“会える”「Rooms」
174 オフィスが「オープン」な設計だと、生産性が低下する

173 VRが対面に匹敵 Oculus Goで簡単に“会える”「Rooms」

「これならもう簡単な打合せはVRでいい」と思わせるだけの「そこにいる感覚」が実現しているRooms。
https://www.moguravr.com/oculus-rooms/

Oculus Goはすでに入手済みだ。ちょっと使ってみた感覚は「これはすごい!」としか言えない。VRはすでにコンシューマーレベルで実用段階に入っている。ジェットコースターのVRで酔った感覚を味わったあとは、これをどうやって応用しようかと考えるだろう。エンタテイメント領域のアプリが出たあとは、当然、教育領域でもたくさんのアプリが出てくるだろう。

無料アプリのRoomsも試してみた。仮想の自分の部屋に人を招待するという形で話ができる。その場所は仮想の部屋だけれども、逆に落ち着く感じがするのはなぜだろう。

Skypeなど従来のテレビ会議では、顔は共有しているのだけれども、場は実は共有されていなかった。参加者の場は、それぞれがいる自分の部屋なのであって、それは共有されていないのだ。微妙な違和感はそこにあったのだろう。

それに対してRoomsでは、相手も自分の部屋の中にいるという形で場そのものを共有している。もちろんその部屋はバーチャルなものだけれども、みんながそこにいるという形で共有している限り、違和感はまったくないのである。

テレビ会議では、自分の部屋にいるにも関わらず、顔や服装を整える必要があった。だけどVR会議ではすっぴん、パジャマのままでも参加できる。自分のアバターがいるからだ。これが普通のことになっていくだろう。

174 オフィスが「オープン」な設計だと、生産性が低下する

全体の観察が容易であり「透明性」の高いオフィスレイアウトでは、従業員同士の対面でのやりとりは減少する傾向にある。これは、プライヴァシーの確保という人間の基本的な欲求に加え、個人的な空間を設けることが生産性の向上に寄与するという前述のエヴィデンスとも一致する。
https://wired.jp/2018/07/19/open-offices-less-productive/

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