話す技術

【連載】みんなの前で話す技術(第3回):15分で一区切りする

(金曜日は「みんなの前で話す技術」講座を連載しています)

前回は、自分が聞いてほしいと思っている内容を、相手が聞いて面白く思ってもらえるような形にすることが「みんなの前で話す技術」だということを説明しました。

 (1) 話し手が「これについて聞いてほしい!」という内容を持っていること
 ↓ 【みんなの前で話す技術】
 (2) それを聞いている人が面白そうに聞いていること

これから「みんなの前で話す技術」の具体的な方法について説明していきたいと思います。今回は「15分で一区切りする」という技術です。

何かを話す機会を与えられる場合、まずその時間の長さが決められます。「10分で話してください」と言われたときには、あまり悩む必要はありません。とにかく10分で話さなくてはならないのですから、どのように内容を整理して、どんなエピソードや具体例を入れればいいのかを考えればいいのです。10分ではあれもこれも話す余裕はありませんので、逆に何を削って、どんな内容に集中するのかということを決めればいいのです。

一般的に、みんなの前で話すという機会が与えられる場合は、30分、60分、90分のようなケースが多いでしょう。このようにある程度の長さの時間を与えられたときは、15分を1つの区切りとして考えるのがいいやり方です

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