ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研…
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#読んだ本
【本】C. ファデル、M. ビアリック、B. トリリング『21世紀の学習者と教育の4つの次元』→これから何がどう教えられるべきかのビジョンを与えてくれる
2017年3月30日 木曜日はお勧めの本を紹介しています。 ■要約21世紀の子どもたちが学ぶべきものは次の4つである。 ・知識 (knowledge):何を知り、何を理解しているか ・スキル (skills):知識をどのように使うか【創造性、批判的思考、コミュニケーション、協働】 ・人間性 (character):どのようにふるまい、世界とどのように関わるか【動機づけ、レジリエンス、社会・情動的知性、シチズンシップ】 ・メタ学習 (meta-learning):どのよう
【本】ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか 対立を超えるための道徳心理学』→道徳心理学の進展から社会と政治と宗教を見る本としてお勧め
2017年2月23日 (木曜日はお勧めの本を紹介しています) ■要約道徳心理学(Moral Psychology)を知ることで、人間の営為の中でもっとも重要であり論争の対象となる、政治と宗教について新しい見方ができるようになるだろう。 (1) 道徳心理学の第一原理「まず直観、それから戦略的思考」。道徳的な直観はすばやく自動的に起こる。そのあとに起こる道徳的な思考は、戦略的にでっちあげられた正当化であることが多い。自分の意見に賛成しない人は愚かで、偏見に満ち、非合理である