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2017年7月の記事一覧
【本】ブライアン・コール・ミラー『15分でチームワークを高めるゲーム39 』:チーム作りをするときのネタ本として便利
木曜日はお勧めの本を紹介しています。今回はこの本を取り上げます。 ブライアン・コール・ミラー『15分でチームワークを高めるゲーム39 』(ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2015) ■要約チームビルディングの具体的な方法として、グループによるゲームを紹介している。自分が使うためのネタ本としても便利であるし、ここから自分のオリジナルゲームを考え出すこともできるだろう。 ■ポイント私の授業や研修では、4人グループを作って進めることが大半です。グループメンバーはランダムに
あなたの活動を、まわりの人は見ていないようで、きちんと見ているものです。それがあなたに投資しようとする動機になります。
水曜日はフリーテーマで書いています。 2017年7月23日に「【号外日記】「人の信用格付」には何が効いているのか。」という文章を書きました。 人生のはじめの若いときには、それぞれにチャンスが平等に(というか偶然に)与えられています。そのたまたまのチャンスを生かすことで、まわりの人からの信用(クレジット)を得ることになり、また次のチャンスを「投資」してもらえるという良いサイクルが回り始めることになります。 大学教員の最初のステップは、専門学校や大学で非常勤講師として授業を
【注目記事】時間管理への過度のこだわりは健康に悪影響する/スライドは「3秒ルール」で作ろう/「エドテック」はバズワードになるか。
土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。Facebookでシェアした記事を取り上げて感想やコメントを書きます。 30 時間管理への過度のこだわりは健康に悪影響する。 31 スライドは「3秒ルール」で作ろう。 32 「エドテック」はバズワードになるか。 30 時間管理への過度のこだわりは健康に悪影響する。多くの人が時間管理の手法を取り入れようとするのは、ストレスレベルを下げるためです。ところが、これに異を唱える専門家が増えています。過剰に時間を意識すると、落ち着くどころ
【連載】オトナの研究(第06回):自分の現場の問題が限定された工夫にとどまるか、社会に還元できる研究になるかの分岐点。
金曜日は「オトナの研究」のテーマで連載しています。フツウの大人が「研究」のようなことを始めると、オトナの人生は楽しく、意味のあるものになるかもしれません。そんなオトナの研究を始めるための連載です。 前回は、自分の現場の中で、問題だと感じているこの問題は、一体どういう問題なのかということを考え、観察していくことによって「What型の研究」を始めることができるということを書きました。 さて、このように現場の中で問題だと感じたことに目をつけることで研究がスタートします。そうする
【本】安田裕子・サトウタツヤ『TEMでわかる人生の経路 質的研究の新展開 』:個人のライフストーリーをまとめるときに有用な考え方と方法
木曜日はお勧めの本を紹介しています。今回はこの本を取り上げます。 安田裕子・サトウタツヤ『TEMでわかる人生の経路 』(誠信書房, 2012) ■要約個人のライフストーリーを扱うための質的分析法であるTEM(Trajectory Equifinality Model, 複線経路・等至性モデル)の考え方、方法、実践研究例を知ることができる。インタビューによって個人のストーリーを描き出し、そこからなんらかの類型(パターン)を見出したいと考えている研究者には役に立つ。 ■ポイ