マガジンのカバー画像

ちはるのファーストコンタクト(2020年)

132
2020年に書かれた「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。週に2本くらいのペースで記事を書いています。月額購読するよりも割安になっています。
次のような話題で記事を書いています。(1) 研究することと独立研究者への道 (2) アドラー心理学…
¥3,000
運営しているクリエイター

#ワークショップ

(049) 安全なオンラインワークショップを創る

斎藤環の「人は人と出会うべきなのか」という記事では、人と人が出会うこと、その場に居合わせること、ライブであること、face-to-faceで話すことを「臨場性」と名付けました。 そこでは、どんなに平和的であっても、人は他者に対面することで「侵襲」を受けるので、ある種の暴力性が起こります。しかし、それによって「やる気」(このままではいけない、何かやらずにはいられない)という欲望を喚起することにもなります。そして、対面している限り、なんらかの「関係性」を結ばないと、安定しません

¥100

(037) みんなが「ZoomでOK!」になったらオンライン研修・講演の市場が成立する。

Zoomでは1日ののべ利用者数が3億人を突破しました。コロナ禍で、授業やセミナーや会議を遠隔でやらなければならなくなり、それで一気に広まった感じです。しかし何より、パソコンの知識がない人でも、URLをクリックするだけでビデオ会議に参加できてしまうというハードルの低さがポイントだったと思います。その象徴が「Zoom飲み」ですね。飲み会もできちゃうZoom、と。 このように、みんなが「ZoomでOK!」の準備状態になったら、リアルタイムオンライン講演や研修やワークショップの市場

¥100

(014) 中野民夫『学び合う場のつくり方』:場づくり/グループサイズ/問い/見える化/プログラム・デザイン

先日、東工大の中野民夫さんのワークショップに参加したことは「(008) 大学授業の中のファシリテーション:ワールドカフェ用ツールえんたくんを体験」の記事で書きました。その後、彼の著作である『学び合う場のつくり方』(岩波書店, 2017)を読んだので、そのポイントを紹介しようと思います。 【ポイント】 ・中野民夫の『学び合う場のつくり方』(岩波書店, 2017) ・場づくり/グループサイズ/問い/見える化/プログラム・デザイン ・それを実現する道具としての「えんたくん」とKP

¥100

(008) 大学授業の中のファシリテーション:ワールドカフェ用ツールえんたくんを体験

大総研こと早稲田大学大学総合研究センターの主催しているFaculty CafeというFD活動があります。先日、東工大の中野民夫さんを招いて「対話を促すファシリテーションのスキルとこころ」というワークショップがありましたので、参加してきました。「えんたくん」というワールドカフェで使える段ボール製の円卓を使う体験もできて、とても楽しいものでした。 【ポイント】 ・東工大では全新入生に立志プロジェクトという少人数クラスのワークショップ授業を展開している。 ・30人規模のクラスを4

¥100