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ちはるのファーストコンタクト(2020年)

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2020年に書かれた「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。週に2本くらいのペースで記事を書いています。月額購読するよりも割安になっています。
次のような話題で記事を書いています。(1) 研究することと独立研究者への道 (2) アドラー心理学… もっと詳しく
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#ゼミ

(010) 大学の少人数ゼミという形式:仲間/ゴール/ファシリテーションの3条件

今年度も2日間にわたってeスクールの卒論発表会(口頭試問)が開かれました。eスクールは基本的には、オンラインで授業を受けます。しかし、必修である卒業研究だけは原則として対面による口頭試問の形式をとっています。2年間をかけたゼミでの研究成果を発表してもらう場です。 「(009) おとなの研究コースをふりかえる:研究のコアスキルとその先」の記事で考察したように、卒論のように長期間のプロジェクトをなしとげるためには、いくつかの条件を満たすことが必要のようです。 【ポイント】 ・

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(002) ゼミを選ぶときのポイント:サークル的組織の3要素

来年度のゼミ選びが終盤に入っています。私のいる人間科学部には70人ほどの教員がいます。その中から自分が所属したいゼミを選ぶのがこの時期の学生の仕事です。 【要点】大学のゼミ選びはお見合いのようなもの。ミスマッチを防ぐためには、そのゼミの「楽しむ/汗をかく/技術的指導」の3要素のバランスがどのようなものかをチェックしておくとよい。この3要素のバランスは、有志が集まるサークルのような組織を判断する基準として使えるだろう。

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