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ちはるのファーストコンタクト(2020年)

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2020年に書かれた「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。週に2本くらいのペースで記事を書いています。月額購読するよりも割安になっています。
次のような話題で記事を書いています。(1) 研究することと独立研究者への道 (2) アドラー心理学… もっと詳しく
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#ファシリテーション

(014) 中野民夫『学び合う場のつくり方』:場づくり/グループサイズ/問い/見える化/プログラム・デザイン

先日、東工大の中野民夫さんのワークショップに参加したことは「(008) 大学授業の中のファシリテーション:ワールドカフェ用ツールえんたくんを体験」の記事で書きました。その後、彼の著作である『学び合う場のつくり方』(岩波書店, 2017)を読んだので、そのポイントを紹介しようと思います。 【ポイント】 ・中野民夫の『学び合う場のつくり方』(岩波書店, 2017) ・場づくり/グループサイズ/問い/見える化/プログラム・デザイン ・それを実現する道具としての「えんたくん」とKP

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(010) 大学の少人数ゼミという形式:仲間/ゴール/ファシリテーションの3条件

今年度も2日間にわたってeスクールの卒論発表会(口頭試問)が開かれました。eスクールは基本的には、オンラインで授業を受けます。しかし、必修である卒業研究だけは原則として対面による口頭試問の形式をとっています。2年間をかけたゼミでの研究成果を発表してもらう場です。 「(009) おとなの研究コースをふりかえる:研究のコアスキルとその先」の記事で考察したように、卒論のように長期間のプロジェクトをなしとげるためには、いくつかの条件を満たすことが必要のようです。 【ポイント】 ・

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