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ちはるのファーストコンタクト

ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研… もっと読む
毎週月曜と金曜にブログを書いています。それ以外の曜日では、過去記事の切り抜き、質問受け付け、本の紹… もっと詳しく
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2022年7月の記事一覧

【ブログ】8月のイベント

2022年7月29日(金) 7月も終わりに近づきました。春学期の授業も終わり、大学は夏休みに入ります。 8月のイベントは次のようになっています。一般公開のイベントもあります。もしよろしければご参加ください。 『幸せな劣等感 アドラー心理学〈実践編〉』読書会 8月5日(金)19:00-21:00 甲府・春光堂書店 本を読んでくれば、どなたでもご参加できます。 対面あるいはオンライン 参加費:1,000円(学生500円) 申し込みはこちらから 早期回想ワークショップ

【質問】21世紀にアドラーを学ぶことの意味/幸せは共同体における居場所があるかどうか/学校でいじめられる

2022年7月28日(木) 2018年2月25日 質問1 先生がアドラーにこだわる理由はなんですか? フロイトやアドラーは古典心理学で、現代の科学的心理学では、もっと確かな、もっと洗練された、そして彼らの理論では再現できない点も多く報告されていると思うのですが、どのように考えていますか。

【研究】Oberst & Checa (2022) アドラー最優先目標パーソナリティ理論とその測定尺度

2022年7月27日(水) この研究は、Kfir(1971/2011)の提案した4つの最優先目標モデルに基づいて、スペイン語版の尺度を開発し、その妥当性を検討したものです。

【切抜】良い行動を習慣化する方法

2022年7月26日(火) 2018年2月14日 良い行動を習慣化することは、態度技能の1つです。なんであれ良い行動を習慣化することができれば、それが蓄積となって、大きなことをなしとげることができるでしょう。大きなことは常に小さなことの積み重ねです。小さなことが習慣化できなければ大きなこともできません。

【ブログ】2年半ぶりに対面(+Zoom)での研究発表会を開きました

2022年7月25日(月) 先週は、早稲田キャンパス3号館の教室で、eスクール生と大学院生の研究発表会を開きました。対面での発表会は、2020年1月が最後でしたので、2年半ぶりの開催でした。開いてみて、「ああ、これこれ、この感じ!」というのがよみがえってきました。同じ会場の空気を共有する独特の感じを思い出しました。 今回は、会場に来られない人のことを考えて、Zoom同時配信のハイフレックス方式を取りました。これもよかったです。Zoomによる外からの参加者は、平均で8人くら

【ブログ】看護シミュレーション教育とメンタルモデルの生成

2022年7月22日(金) 2022年7月9日(土)に福岡女学院看護大学を訪問しました。看護シミュレーション教育の様子を見せてもらうためです。病院内を再現した部屋にシミュレーション用の人形が何体もありました。人形とはいっても、さまざまな機能が内蔵されていて、値段は数百万から数千万円するものです。 この人形を使って、さまざまなシナリオの想定の中で、自分がどのように患者を観察し、対話し、状況を判断して、とるべき行動を決めていくかということを実習します。 その実習の様子を見せ

【質問】アドラー心理学をどこで学ぶか/フランクルはどうですか/本人の理想が高すぎるとき

2022年7月21日(木) 2018年1月21日 質問1 アドラー心理学を学んでいるのですが、講習会に行ったところ、毎日お題目を唱えなければいけないと言われました。こういう学問なのでしょうか。

【本】佐藤眞一・権藤恭之編著『よくわかる高齢者心理学』:高齢者のウェルビーイングを考える

2022年7月20日(水) 前回は、下仲順子編『老年心理学』(培風館, 2012)を、包括的でバランスの取れた老年心理学の本として紹介しました。今回紹介する、佐藤眞一・権藤恭之編著『よくわかる高齢者心理学』(ミネルヴァ書房, 2016)は、見開き2ページでワントピック形式の本です。個別のトピックをコンパクトに知るのに便利です。

【切抜】第一原理思考/凡人であるほど大学にいくべき/入試の長期的なウォッシュバック効果

2022年7月19日(火) 2018年1月13日 第一原理思考で考える

【ブログ】みつる保育園を見学:穏やかで活動に満ちた園児

2022年7月18日(月・祝) 7月7日(木)から10日(日)にかけて、熊本2泊、福岡1泊の遠征をしてきました。その中で、天草にあるみつる保育園を見学させてもらいました。みつる保育園は、わらべうたを使うコダーイ・メソッド(コダーイ・システム)とアドラー心理学の考え方を取り入れているところが特徴的です。 2015年に名古屋で開かれたアドラー心理学会で、みつる保育園の実践をビデオで見たのが私にとっては衝撃的でした。それは園児同士のケンカの様子でした。暴力になりそうな時以外は、

【ブログ】サバティカル4-6月のルーチンと次の7-9月の計画

2022年7月15日(金) 4月からスタートしたサバティカルの4分の1が終了しました。この3ヶ月のルーチンは次のような感じでした。 毎日、朝から午前中 noteの記事を書いたり編集したりする。 モーニングページをiPad miniに描く。 本や論文を読む。 週4-5回、平日のお昼から午後 テニスのレッスン(90分)を受けるかゲーム(120分)をする。 月2回 どこかに遠征をする(2-3泊) やってみてわかったことは、このルーチンがとても快適だったということ

メンバーシップ(旧サークル)を再開します

noteのサークル機能が新しくなってメンバーシップとなりました。 これを機会に2021年7月で休止していたちはる塾サークルをメンバーシップとして再開します。 メンバーシップの名前は「ちはるのファーストコンタクト」としました。 メンバーはマガジン「ちはるのファーストコンタクト」の記事を読むことができます。 また、メンバー専用の掲示板を使ってカフェ的な話をすることができます。 会費は月額300円です。 皆さんのご参加をお待ちしております! 次のようなことに関心を持っている人に

【質問】インストラクショナルデザインを勉強するには/アドラー心理学に出会ったきっかけ/自分の子どもに教える場合

2022年7月14日(木) 2018年1月14日 質問1 向後千春教授と鈴木克明教授では、インストラクショナルデザインを勉強するのにどちらがベストでしょうか? 向後先生から見て鈴木先生をどう評価されますか?

【本】下仲順子編『老年心理学』:超・超高齢社会で重要となる心理学

2022年7月13日(水) 下仲順子編『老年心理学』(培風館, 2012)は、初版が1997年で、改訂版が2012年に出されています。この本は包括的でバランスの取れた老年心理学/高齢者心理学の本です。