10歳がPCとタブレットでスタディサプリをデジタル学習する方法 〜一斉臨時休業からの自主休校で「いのちだいじに作戦」を選んだ家族の自宅学習ノウハウ〜
青森県弘前市では2020年4月6日から学校が再開となりましたが、古川家は自主休校を選びました。自宅学習の環境を整えるために実践したことを、実例とともに共有します。
この記事は有料マガジン内で公開されています。
自宅学習が必要となった方々に向けて、自分たちのノウハウをまとめています。今だけの取り組みではなく、学校復帰がスムーズになること、今後も続けられることを大切にしています。
この後は以下のような記事を予定しています。
・ビデオ会議ツールで習い事のオンライン化
・時間という資産運用の見直し
以下の記事は、休校で学習環境が変わってしまった中で、どういう風に自宅学習を進めてきたか1ヶ月間の記録をまとめたものです。
インターネット回線やスタディサプリやGoodNotesといった環境構築に必要なものに、どれぐらい費用がかかるかなども記載しております。
以下からは、無料記事の内容を前提に記載されております。
・インターネット回線(固定)がある
・PC、タブレットなどの端末がある
・授業メモにはGoodNotesを使用する
この記事のポイント
・学習者と保護者それぞれ生活サイクルを見直す
・学習ペースを決めておく
・可能であれば、PCとタブレット両方を使って学習環境を用意する
・データの同期を使ってマイペースに進める
・足並みを揃えるタイミングを見つける
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自宅学習はどこから始めればいいのか?
学校は年間計画と指導要領にもとづいて進んでいきます。あらかじめ決められた時間割にしたがって、1日どのぐらい勉強するのか、どのぐらい体を動かすのかなど、給食・休み時間を挟みながら過ごしていきます。
自宅学習となると、まず生活リズムを自分たちで再構築しなくてはいけなくなります。
毎日を日曜日にするのも選択ですが、古川家は学校が再開しても復帰しやすいように過ごす工夫をしようと決めました。
スケジュールを自分で立て、1日を振り返るところまで自力でできるようになった様子はこちらにまとめています。
まずは生活サイクルから考えてみることをおすすめします。保護者のスケジュール調整も大変かと思います。仕事だけでなく、買い出しなど外出する予定も含めて、保護者側も1週間のスケジュールをおよそで考え直してみました。
古川家は娘が小学生なので、自分でできる範囲に限りがあります。まず1日1日でスケジュールを立ててみて、1週間ぐらい様子を見て調整して・・・というのをこれまで繰り返してきています。
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勉強のペースは学校の時間割をベースに
リモートワークを初めて体験された方も中にはいらっしゃると思いますが、時間の切れ目を作ることが難しくなります。
自分で時間コントロールするのは大人でも難しいですし、知らないうちに時間をすごく使ってしまったというケースもあるでしょう。
食事の時間は良い区切りです。それまでをどう分割するかについて、娘は時間割をベースということになりました。
これもやはり学校に復帰した時を考えてです。
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算数は毎日、国・理・社から好きな教科を2つ
娘が通う小学校の時間割を見ると、国語と算数が毎日あります。それと理科・社会。1日の教科学習はおよそ4コマ前後。
それに対して、スタディサプリ(小学5年)は以下のようになっています。
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小学生の娘と、自宅学習できるように試してきたこと、その記録を共有します。学習サービスはスタディサプリ、授業ノートは iPad + Good…
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