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ハイブリッド型セミナー要領

昨日はあずさに乗りながらの帰路,振り返り速報版

振り返りというか余韻に浸る~内容が濃厚すぎて,小1母として刺さりまくり,開催してよかったー,とともに,より進化していくべく,技術面の課題ポイントを忘れないうちに

熱気あふれるリアルの価値を改めて知ったこともあって,プラスオンラインの魅力も当然あるから,今後はハイブリッド型が普及していくためにも,誰もが取り入れやすくするべく,情報提供していきたく

ウェブカメラの用意

ZOOMの先生に教わって以前から用意していたマイク付きの外付けカメラを今回も活用した

会場の参加者は少数で,リアル会場だけならばマイクは不要という意見もあったけども,オンライン参加者に届けるには,発話者が会場でマイクを用い,そのスピーカー付近に集音兼ウェブカメラを固定することで,恐らく音声については届けることが可能

今回,失敗したのは,このウェブカメラを固定しなかったため,会場スピーカーと集音用マイクが離れるときに,音が小さくなる,聞こえなくなるという現象を招いてしまった

講師側席が固定していれば,ウェブカメラを固定していればよかったのだけど,今回,会場の参加者による対話シェアのタイミングで,雰囲気を届けようとウェブカメラを移動してしまうということが起きたので,音声ミスを招くことになった

会場マイクが,ポータブル用のものが貸出中で,コード付きのものになってしまっていたというのも不自由があったとはいえ,その辺りは改善の余地が大いにある

会場の行使講師以外の発話者の様子を届けるには,別のスマホカメラで固定しておくといった対応が望ましく思うし,そのようにしても,ハウリング予防は可能になる

ウェブカメラは固定を肝に銘じたい

その辺りの役割分担が運営側の情報共有が不十分だった点も反省している

会場とオンライン(管理とファシリがさらに別にいるとさらに余裕がある)の分担,でも,相互に意識しあうこと,頼りすぎず自立しながら,しかし配慮する,その兼ね合いはとても絶妙で難しく,まさに,両立のための分担の工夫ないしは共同養育の心得に通じるような課題と重なるのである

十分な打合せによって解消できると思いつつ,ハイブリッド型チャレンジ段階では若葉マークなど,参加者の寛容なご理解もお願いしておく必要があった(そこもコミュニケーション!!)

それでも,熱気あふれるリアル会場との温度差は,かえって好都合に思う

なるべくならば,リアル参加の価値に勝るものはないという再認識

やっぱり,リアル会場にあふれる熱気は素晴らしいものがある!ハイブリッド型は,あくまで会場に参加できないオマケということをあえて位置付けてもいいように思う

それでも同じ金額にせざるを得ないのは,Peatixなり利用して参加費送金に際しての手数料がかかってしまうことも考慮すると,意外にバランスのある解決が,それ,ということになっていく

リアル参加がオススメだけども,お互いの事情で難しい場合に,リアルと対等な内容のものをオンラインでお届けするのではなく,リアルの雰囲気をわかちあう位の意識での気楽な参加が望ましいし,その一方で開催者としては,それでもオンライン参加者のことにも配慮を尽くす手厚さが望ましいことになる(オンライン専用の運営がリアル会場外にいると,一層丁寧な対応が可能に思う→結果として,リアルとオンラインの均質化は近づけるだろうし,しかし,均質化を必ずしも目指す必要もないのではないか,という価値観が寛容に浸透していくことも望ましいところ→そのための工夫の凝らし方というのもあると思う)

スピーカー内蔵プロジェクター

施設のものをお借りして,いわゆるプロジェクターなので,↓に限らないけども

これとパソコンをHDMIケーブルでつなぐ(ケーブルも借りた)

これによって,↑ZOOMのマイクスピーカーメニューのところから,プロジェクター内臓のスピーカーを選択可能になる

そうすると,オンライン参加者の発話をプロジェクターのスピーカーを通してリアル会場に届けることができる

リアル会場の声は,会場マイク→スピーカー→集音マイク兼カメラ(固定)を通してオンライン参加者に届き,オンライン参加者はミュートが外れれば,オンライン参加者全員に届けるとともに,プロジェクター内臓のスピーカーから会場に声を届けることができる

会場とオンライン参加者の双方向の対話が実現する

これを冒頭お試しで確認できると丁寧に,そして,リアルとオンラインの参加者の一体感にも貢献できるかもしれない(この辺りは会場ファシリにあたって,ちょっとした意識で,オンライン参加者を置き去りにしない配慮が求められるとともに,さらに手厚くオンライン用ファシリがフォローするということが求められるところ)

スクリーンは?

あった方がいいけど,今回は壁に映し出すことで済んだ!もちろん,その様子ではオンライン参加者にとっては見えにくいので,オンラインの方ではスライド画面自体を共有する・・・ここはオンライン参加者の方がスライドをクリアに確認できるかもしれない

会場にいてオンライン管理をしたこと

途中対話のために会場は会場でグループトーク,オンラインも10人いたのでブレイクアウトルームにわかれておしゃべりをしていただくにあたって,用意していたのは,こちらのマイク付きヘッドフォン

途中でこの↑マイクの設定を切り換える(集音用だったウェブカメラ附属マイクからヘッドフォンのマイクへ)ことで,オンラインの方々との対話が実現した

この切り替えで済むので,やはりウェブカメラは固定したままでよいのである(後半アドリブで,PTA非会員ネタ語りの場面があったのだけど,不用意だったため,切り替えられずに手間取ってしまったというミスを招く・・・ゆえに,このネタは会場限定になってしまったのだけど,飛び込みでご参加いただいた記者さんの食らいつきがよかった)

慣れていけば,オンラインのファシリも向上する

ブレイクアウトルームにあたって,耳だけ参加者の区別がつかなかったためのエラーもあったので,その辺りのフォローが必要であることをオンラインファシリだけではなく全体ファシリも意識していかないと,会場の進行ペースだけではオンライン側の時間不足を招く(それゆえ、会場側にお待ちいただく時間を要したり)

リアルとオンラインの調和は難しいけども、挑戦して不可能ではないな、という実感である

両立のための分担、共同養育、ハイブリッド型、全部繋がるものを感じてしまう

まだまだ余韻がさめないので、内容的な振り返りもさらに用意していきたい


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弁護士古賀礼子
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