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お届けもの

先月、応援したびじっとさんのクラファンチャレンジのリターンが届いた!

いろいろ種類はあったけど、ひそかにこのびじっとマークが好き♡

さて,もう根本から覆さないといかんだろう,という闘いも常々意識して発信しているところ,かといって明日一気に変わるわけではないのだから,目の前の佳境にある場合には個別の案件でも工夫しなければならない

親子の問題が置き去りにされて泣かされっぱなしにあるのは,単独親権制だったり,ある意味,利権もあるのかもしれないが何よりの課題は,これに取り組めるノウハウが育っていないことにあるだろう

別居親側案件のあまりの悲劇的な展開に,さすがの弁護士も続けて対応することができないくらいに辛い思いをして,もう二度とやらない,とでもなると(それは決して依頼者の人格の問題ではなく,人格がよければなおのこと,その悲痛な結果を分担することがこらえきれなくなるのである),技術の継承も困難だった経緯を想像できる

他方,2014年に初めて,監護者指定・子の引き渡し請求案件を担当してから,毎年のように,同種案件を扱い,ノウハウが蓄積されているのが,当事務所の特色である

最近は,保全が認められて子が元の環境に戻る実績も重ねている

同種案件とひとくくりにしても,もちろんアレンジもあって,親権者変更パターンで解決したことが続いたこともあった

全て,事件が弁護士を育ててくれる

率直にいって,連れ去られた時点で終わり,という人がいるように,基本的には悲劇の終点からの始まりなところがある・・・どこまで,先に進めるのか,果てしない旅路にしか見えない

それでも,この類の案件を重ねて引き受けることができるのは,そこに親子のしあわせをわずかでも取り戻せるような希望がかすかにでもある手応えがあってこそである

無理やりの楽観,といえばそうかもしれないが,戦略として誤ったとは思えないほどに,親子の幸せな時間の報告を受けると,かすかでも自信となる

いつも模索してばかりだけど,とてもじゃないけど,足踏みだらけの微力にもなっていない状態でも,しかし,たしかに,親子の幸せを守れることがあることを知っていること,それゆえに,どういう戦略が有効か,前人未到のチャレンジにも臆せず挑めるのである

罪深い制度の問題が深刻だとしても,一度立ち止まることで,次元を逸脱した闘いができるのではないか,というようなアイディアも浮かぶ・・・まるでSFか

離婚訴訟まで葛藤が高いと評価される事態を招いても,それが単独親権制ゆえに,子を思えば思うほど簡単には離婚できない罠のような仕組みにあると気づくと,その次元から抜け出すことに気づくことで,大きな前進になる

そのルールの中にいると,とにかく,配偶者に対する嫌悪の感情をぶつけるだけぶつけ,客観的な事情にかかわらず,主観的な評価で人格を貶めれば十分足りる

そういう罵詈雑言を受けた相手配偶者は,よほど仏様のような寛容でなければ,ふうつは怒り,反論するだろう・・・だが,まさに,それ自体が戦略的な成功である

反論の上,怒りの感情に煽られた同等以上の罵詈雑言を引き出せれば,チャンス,だ

ほれみたことか,と人格否定の評価を上塗りすることまでできてしまう

ここまで来れば,夫婦としての破綻の評価を得ることが簡単になる

まして,共同養育といった父母としての協力関係を前提とするものを語り始めても,およそ不可能な事例として無視すれば済む

こうした構造に気づき冷静に対する手法が,これまで開発されてこなかった

ワクチンの開発がない中で,脅威的な致死力を持つウィルスに侵襲されれば,結論として絶望に終わることはわかりやすい展開だ

ウィルスの駆逐だって目指したいところではあるが,急務としてはワクチンに匹敵する共同親権制の整備だろう

それでも,対処療法としてできることもあることに気づきたい

それを叶えるのは,共同親権弁護士だろうとも確信する

親子の幸せを守る仕事はこれからどんどん需要がある分野となるだろう

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