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おそれよりも、現に起きていること

国が調査していた件の結果が出たことが報道されている

24か国調査して、22か国が共同親権を採用しているということ、ほぼ顕著な事実だったはずだが、一応国も公認したといえよう

そんな世界が標準装備している共同親権がない珍しい国日本では、この外出自粛を余儀なくされる世界的危機に直面し、DV等のリスクが高まるおそれが指摘されている

実際にイライラが募るかもしれない

それだけの非日常、まさに非常事態にとまどい、慣れるのにも時間がかかるだろう

思うように普段通りに過ごせないイラ立ちが誰かに当たるということもあってはならないものわかっていても、発生しかねないことも想像できる

今朝の報道では、在宅しがちになったことからか、振込詐欺の類が頻発しているという

悲しくなってくる

おそれよりも、具体的に見聞きするのは、面会交流の自粛だ

本当に、日本における親子らしくあることを守っていくことの脆弱性が明らかになっていく

面会交流を遂行するには、支援機関の支援を要することもあるが、その支援機関自体が活動縮小ということもある

親子が会えない状況が一層放置されていく

外出自粛の場合でも面会交流は制限されないということをわざわざ表明される国もある

それでも、個別の状況に応じて、自粛するケースはあるだろうが、それはあくまで親だからこそ判断できることである

その親子が面会交流するかどうか、その親自身が決めることであり、たとえ他方親だとしても、第三者たる周りが、親子が会うかどうかを決めるべきではないのである

そういえば、かつて、刑事事件で拘禁されている者と未成年者が面会するには規制があって、それが憲法上争われたということがあった

今では、未成年というだけで会えないわけではない

こうやって訴訟で勝ち抜いた親子が会うこと

刑事事件とは無縁な現場で、親子が会えないことが頻発している

自粛要請のあおりの中で制限されることが現に発生しているのに、声の上げ方もわからない現実を目の当たりにしている

全部終息したときに、いろいろな訴訟が待っているのではないか、なんてことも想像したしまうのである



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