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法制審家族法制部会第9回議事録1

連日いろいろな発信があるから、もう慣れてきてもいるくらい

児童の権利条約を読み直してみて感銘

新しい離婚訴訟の開発が止まらない

来週、研修でまた学ぶ

学びは有用である

滝井裁判官の反対意見も話題に

連れ去りだけの不問を問題にするなら、連れ戻しも刑事的に不問にするというアプローチもありうるかもしれなかったり

研究が続くけども、とにかく、議事録を2回分読み続けスタートです
今回は9回目の冒頭の資料の確認場面のみで中身には入らない


法制審議会
家族法制部会
第9回会議 議事録
第1 日 時  令和3年11月16日(火) 自 午後1時32分                      至 午後5時17分
第2 場 所  法務省大会議室
第3 議 題  未成年者を養子とする養子制度を中心とした論点の検討 
第4 議 事  (次のとおり)


議        事
○大村部会長 それでは,皆様お揃いのようですので,法制審議会家族法制部会の第9回会議を開会いたします。
 本日は御多忙の中,御出席を頂きまして,誠にありがとうございます。
 前回までと比べますと会場出席の方が大分増えておりますけれども,それでもなお多くの方がウェブで参加をされておりますので,本日も前回までと同様,ウェブ会議の方法を併用した開催をさせていただくことになりますが,よろしくお願いを申し上げます。
 それから,前回からの変更といたしまして,外務省の塩田崇弘総合外交政策局人権人道課首席事務官が関係官に任命されておりますので,塩田関係官からお名前と所属の簡単な自己紹介をまずお願いしたいと思います。

 塩田関係官,お願いいたします。
○塩田(崇)関係官 
皆様,お疲れさまでございます。11月10日付で石井に代わりまして外務省人権人道課の首席事務官として着任いたしました,塩田崇弘と申します。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
○大村部会長 ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それから,次に,本日の会議の配布資料の確認をさせていただきます。事務当局の方から御説明をお願いいたします。
○北村幹事
 お手元の資料について御確認いただきたいと思います。机上の方に配布資料目録を置かせていただいております。また,ウェブで御出席されている方々にはメールで昨日お送りしております。
 この目録に記載した資料番号について説明をさせていただきたいと思います。事前にお送りしたものにつきましては,養子縁組に関する部会資料を部会資料8,そして,財産分与に関する部会資料を部会資料9としてお送りさせていただきましたけれども,他の部会との平仄を合わせるということもありまして,全ての資料につき,資料を使用する会議の回数での資料番号を付させていただいております。混乱をさせるような形で申し訳ございません。例えば,「未成年者を養子とする養子制度を中心とした論点の検討」と題する部会資料9-1は,従前部会資料8として配布したものと同じものであり,「財産分与制度に関する論点の検討」と題する部会資料9-2が,事前に部会資料9として配布したものと同じものになります。参考資料につきましても,前回配布したものの一部につき,今回も同じものを配布しましたが,部会資料と同じ要領で資料番号を改めて付しております。そういう前提で御説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 では,まず部会資料9-1は,今申し上げましたとおり,養子関係の検討資料であり,前回会議で説明した資料と同じものになります。部会資料9-2が財産分与関係の検討資料になります。そして,参考資料につきましては,事前にお送りしているものとしては,参考資料9-1,こちらがデータのみお送りしておりますけれども,前回,棚村委員が提出されました「子の養育の在り方に関する実証的調査アンケートの概要」ということになりまして,参考資料9-2が事前にお送りしたもので,こちらは「子の養育の在り方に関する実証的調査アンケートの内容」というもの,こちらも抜粋で,前回使用されたものと同じものになります。参考資料9-3につきましては,赤石委員から提出いただきました「離婚後の子の養育の在り方に関する実証的調査研究」,こちらも一部の資料の抜粋ということになります。参考資料9-4は武田委員から提出された資料,参考資料9-5につきましては,前回も使用いたしました普通養子制度の利用実態についての調査の結果報告になります。参考資料9-6につきましては,未成年者を養子とする普通養子縁組の実態に関する調査結果の概要で,参考資料9-7から9-9につきましては,第5回会議におきまして実施いたしましたヒアリングで対応していただきました先生方への追加質問を皆様から頂きました。こちらについて,まとめて御質問を事務局の方でさせていただきまして,回答を頂いた先生方のものにつきまして事務局の方でまとめて提示をさせていただいたものになります。お一方,お忙しいということで回答を頂いてございませんが,頂きましたら,またこの会議に提出をさせていただきたいと思います。

資料の確認

 なお,参考資料9-1から9-3,前回も御説明いたしましたけれども,こちらは日本加除出版株式会社から出版されている文献であります「未成年期に父母の離婚を経験した子どもの養育に関する全国実態調査とその分析」から抜粋した内容を,それぞれ資料として御提出いただいてございます。権利の関係で文献全てを配布するということは難しいということになりますので,他の部分について御関心がありましたら,文献の方を御覧いただければと思います。

 資料の説明は以上になります。
○大村部会長 ありがとうございました。
 それでは,本日の審議に入りたいと思います。
○原田委員 資料の番号の振り方なのですけれども,今までの分はそのままということで,そうすると,部会資料8がないという形になるのですか。

○北村幹事 部会資料8は,前回配布してございますので部会資料8で,今回改めて同じものを配布しておりますので,部会資料8と同様のものが9-1という形に振られております。

○原田委員 1巡目が終わって,一応,2巡目に入るときに,前の資料のこれではこうでしたけれども,とかいうときに混乱が生じる可能性があると思うのです。それで,同じ資料で違う番号が振られている場合は,1巡目が終わってから,これからはこの資料はこの番号で特定しますというような一覧表を出していただけると混乱しないと思うのですけれども。
○北村幹事 資料の番号の振り方につきましては,事務局の方で検討させていただいて,今後引用するときにどの番号を使っていただいた方がいいのか,検討させていただきたいと思います。

○原田委員 よろしくお願いします。
○大村部会長 御指摘ありがとうございます。少し煩わしいことになっておりますけれども,御容赦を頂きまして,どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 それでは,本日の審議に入りたいと思います。

 本日は冒頭で,前回会議において御発言がありました棚村委員提出の資料につきまして,補足を頂くことを予定しております。その後,前回からの積み残しになっております部分ですけれども,部会資料9-1,前回の資料8に基づきまして,未成年者を養子とする養子制度を中心とした論点について御議論を頂きたいと考えております。そして,時間が許すようであれば,部会資料9-2に基づいて,財産分与制度に関する論点についての議論にも入りたいと考えております。

 そこで,まず,棚村委員の方から,参考資料9-1及び9-2につきまして,時間の関係もございますので,簡単な御説明をお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。

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