#8 もしも1ヶ月の休みがあったら

すでに私人生がC &Eチャレンジ中みたいなもので…

今の私にはピンとこないなぁと(笑)

(C&Eチャレンジとは…ブロッコリーという美容室では2019年から一年のうちどこかの1ヶ月(連続で)お休みのお店にする。Challenge and Experience (挑戦と経験)月間を設けたそうです)

昔の私なら海外旅行とか、お金を稼ぐチャレンジしてたと思う。
お金貯めてやりたいことあるから。

今はやりたい事やっているし、いざ始めたらお金が無くてもやると決めたらやれるもんだなと思っているし。

そんな中、これしか無いって思っているのは、ただ1つ。

両親と1ヶ月過ごします( ^ω^ )

私の父は、船乗りだったので、家族旅行とかは1回か2回しかした事がない。

だから10日間ぐらい父母の行きたい場所行って残りは私の東京生活みて貰う!
友達とかにも会ってもらいたいかなー。
あ、ブロッコリーに髪切らせにいく!笑

とか考えたら超楽しい。

私が人生で一番大切なものは家族です。

家族が増えて行けばいいけど、今のところ両親と姉しかいないw

姉には家族がいるからなぁ。

両親が70才超えて、リアルに一緒に過ごせる時間の方が少ない。

考えたくも無いけど、たまに後何回会えるか不安になる。

今私人生のC&E中ですけどw
一番心からなんの見返りも求めず、応援してくれたのは両親。

慣れないチャレンジの中何度も泣いたし、その度に支えてくれてさ。
すこし上手く行きだしたら、これでもかってぐらいとびきり喜んでくれた。

数年前に両親が東京に来た時に、

その頃、多少稼いで調子に乗ってた私は、半年間貯めたお金で

一流ホテルではないけど、

ホテルのスウィートルームを取ってあげた。
父が大好きなマッサージとか、母が憧れてた、ルームサービスじゃんじゃん取ってさ。
ランチも料亭みたいなとこ。
家族でディズニーランド行ってさ。

うちの両親は、特に母は本当に本当に本当に子供の時から苦労しかしてないし、父だってそう。

貧困は連鎖すると言うけど、母は頼る親が無かったし、父は代々続く貧乏の為遠洋漁業に。

でも二人は勤勉だし、勤労だし、誰に頼る事なく、私達姉妹を行きたい学校に行かせてくれた。

父が入院して、貧しい生活の時期も、(家族4人の生活費が1日500円w時代)

「うちって貧乏だよねww」みたいな私にとっては楽しい笑い話だったし。

とにかく貧乏でツライと思わせなかったすごい人達。

とにかく贅沢させてあげたかった!!

でもだんだん両親の反応が微妙になっていってた。
気づかないフリしてた。

んで最後に見送りの前にご飯食べてて
ここでも支払いしようとしたら
父から、ここは俺が出すといわれて、

いらないって言ったら

とーちゃんは娘にしてあげられる事が嬉しい。だから受けとる事も娘の役割やで

って言われた。
沢山贅沢させて貰ったけど、とーちゃんはその気持ちで嬉しかった

って言われた。

その後、母て二人になった時に
お父さんからってしわくちゃの封筒に入ったお金を渡された。
そんで、これはお母さんからってジップロックに入った千円札と小銭渡された。

お母さんのヘソクリ。
7256円。

二人を見送ってからアホほど泣いた。
北の国からじゃないんだからってツッコミながらね。

私こんなに価値あるお金持ってないな
価値あるお金の稼ぎ方してないなって思った。

そこから、色々しきり直して
仕事手放して、価値あるお金稼ごうと思って今に至るwww

あの頃よりは、稼げて無いし、むしろ起業して心配倍増させてるけど、今のがイケてる金稼いどると思うし、どーにかこーにかやってるし、あんたらの子育て大成功やな!と言わせて頂きたいww

父や母には未だに敵わないし
母からは、
私ら死んだらあんた一人おいてくみたいで心配よー、いい人おらんのー?

とか言われつつ。

おかーさん、結婚は一人じゃできへん。できるもんならしたいけどできへんからしゃーないやん。したくないと思った事無いで

って言うと苦笑いしかせーへんし

父はスウィートルームに泊まった事を娘が、こんなんしてくれたわぁって未だにいってくれてる。

東京で私がどう生活し
東京でどんな人達と仕事しとるか知ってくれたら、出来損ないの娘もやるやんって今なら思って貰える気がする。

未だにあの時貰った父や母から貰ったヘソクリは使ってない。
これを使うのは最後の最後、使わないと死ぬってぐらいの時。使わないで済むように頑張るんやと自分の戒めにしています。

仕事大好き人間みたいに思われるけど。

私は家族とか友人関係や付き合いが一番大事。

その人らの為になるから仕事やめろって言われたらやめる。

仕事は変わりがあるけど、家族は変わりはいないと思うのです。 おしまい。

#コラム #BKSマガジン


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