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主人公が絶対幸せになる物語を読むと安心する

小説って結末がどうなるかわからないからドキドキわくわくしながら読むものですが、それがツラいときもあるんです。

心が弱っているときなんか結末が悲しかったり、理不尽だったり、アンハッピーで終わる小説を読むと、ブルーなままの状態が続き精神衛生上よくありません。

映画も同じ。

そんな時は結末がわかるものがいい。

時代劇、水戸黄門や必殺仕置人なんかその代表ですよね。

始まる前から結果はわかっている。

だから途中何が起ころうとも安心して見ていられる。

心のオアシス的番組です。


最近私が小説やマンガで読むものは、主人公がかならず最後ハッピーになるもの。

現在進行中の作品もあるので結果がハッキリわかっているわけではありませんが、たぶんハッピーな結末になるであろうことが想像できるので、いま主人公がイジメられていたり、危機にさらされていても心の安定が保たれます。


私が若い頃ハーレクインロマンスの小説が流行りました。

海外の話ですが主人公の女性は必ず最後大金持ちのやさしい男性と結ばれてハッピーになるという内容です。

その頃はたぶん日本にはそんな絶対ハッピー小説がなかったんだと思います。

ハーレクインもいいのですが、海外の話なのでちょっとニュアンスが違うんですよね〜。

だから舞台は日本がいい。

それもちょっと昔の大正時代あたりの話だとさらにいいですね。

現代だとリアルすぎて、より感情移入しやすいのですが逆に主人公に嫉妬心も芽生えるんじゃないかという、そんな気がします。


最近読んでいるのは顎木あくみさんの「わたしの幸せな結婚」。

和風シンデレラ物語ですよ!

読むとハッピーな気分になること間違いなしです。

マンガ版もあります。


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