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見ただけでどういう人かわかる【母の思い出3】

*これは誰に読んでもらわなくてもいいのです。私の心の整理のために書いています

先日亡くなった母の思い出です。

実家でも自宅サロンをやっています。

いらっしゃるお客さまがちょうど台所の窓から見えるんです。

すると母は表情と歩き方から
「何歳くらいの人だね」
「こんな感じの人だね」と予想するんです。

それが不思議と当たっていました。


「なんでわかるの?」と聞くと、
「今まで多くの人を見て観察してきたからね。だいたいわかるのよ」と言います。


母は小学校の先生でした。

主に一年生などの低学年担当。

子供の心を捉えるのは神業的に上手かったです。

子供とその親に数えきれないくらい会ってきて、さまざまな経験から一瞬でどんな人か見抜く力を身につけたようです。

その特技もあって、子供にも親にも慕われる先生でした。

だって子供の頃に自分の気持ちをよーくわかってくれる先生に出会うなんて超うれしいですよね。

その証拠に50年前の教え子が今でも訪ねてきてくれます。

私も多くの人に出会う仕事ですが、まだまだそこまで到達していません。


人の心がわかるようになるにはこの人はどういう人なんだろうと関心を持って接する。

それが一番なのだと思います。


母は人と群れることは好きではありませんでしたが人に興味関心、もっというと人間ウォッチングの好きな人でした。

面白い人でした。


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