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自己紹介に替えて『まえがき』をつらつらと

 保育士になり、8年経過していました。
 未来の自分が笑顔になっていると思い、一大決心のつもりで、教職の道から保育士の道へハンドルを切った、大学3年生の自分へ言葉をかけるなら、『男性保育士は大変だぞ〜』と言う、めらめらとした怨み節のようなアドバイスでしょうか。
 理想と現実。人生設計。社会での在り方。
 低賃金で、まだまだ女性社会の保育士という仕事の難しさ。言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンな日々に、31歳の僕は頭を抱えています。

 ただ、大変なことばかりではないのも事実。子どもは楽しいし、様々なことを考えさせてくれる。物事を解釈したり、本質に想いを巡らしたりすることが好きな僕には合っている職業なのかもしれない。

 しかしながら、最近頭のストレージがいっぱいのようで、考えがごちゃごちゃしてきたと感じます。学生時代から10年近くが経ち、人生やら社会やらがごちゃごちゃしてきているせいもあるでしょう。そこで、この機会に、物書のマネごとをしてみようと思いました。一応文学部出身なので。
 性格的に、明るく元気なキラキラした王道の保育士さんの書くようなことは書けません。捻くれ者で嫌味っぽい奴です。

 正規ルートを辿らずに保育士になったからこそこ思うことや考えたことを、自分の子どもとの関わりの中で得た経験と共に吐き出す、脳の体操ができればいいなと思います。

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