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AS SOON AS –11/15〜11/21–


15日

 帰社後、映画館に寄り「マーベルズ」を見てきた。戦闘時のスイッチングシステムが忙しなく、余り好みではなかったけれど、100分台でしっかりとストーリーをまとめてくれたのは嬉しい。3人で連携を深めるシーンでビースティ・ボーイズか使われていて最高だった。ビースティのアメコミ監督からの愛されっぷりは異常。


16日

 日本対ミャンマーの試合を見る。代表ウィークは推しチームの試合もストップするのでテンションが上がらないのだけれど、日本代表という「存在してくれるだけでありがとう」的なドリームチームの戦いを見れるのは、やっぱり嬉しいもんである。アヤセ、しっかり代表での実績を稼いでくれて良かった。ストライカーに大事なのは、まとめどりだと思う。スーパーやコンビニエンスストアで大事なのは、てまえどりだとも思う。


17日

 ラップバトルを見てからというもの、呂布カルマに惚れてしまいYouTubeでずっと彼のバース集を見ている。今ではすっかり文化人って感じだが、改めてそのラップスキルの高さ、色気にやられてしまった。派手なライムを踏む訳でも、高速ラップで場を沸かせる訳でもない。ただ、鋭く相手を刈り取るアンサーの精度と、リズム感、フローの心地よさ、、、。音源もチクチク聴いている。かっこいい。


18日

 神戸の名画座で、日本映画で五指に入るほど好きな「百万円と苦虫女」が公開されている、というハッピーな噂を聞きつけ、早起きして見に行ってきた。あらためて、キュンがとまらない。心の胸キュンバロメーターが振り切れ、ぶっ飛んだ針が野を越え、山を越え、日本海に不時着してしまうほどに、キュン。環境を変える(悪く言えば逃げる)ことを優しく肯定するタナダ監督の眼差し、本当に美しいと思う。ナカジマ君、あんた良い男だよ。「こんな簡単に間違っちゃダメだよな」というセリフが胸に突き刺さる。

 


19日

 カフェで作業をしていた際、向かいに座っていた3人の女子達の恋バナがティーバーか何かで見逃し配信して欲しいくらいに面白くて、最高だった。盗み聞きのような感じになり申し訳ないが、いつだって恋愛は極上のエンタメだ。“映画のキスシーンとか要らんくね?恋愛要素要らんくね?”みたいな若者が増えてるらしいが、全く共感できない。“人が人を恋い慕う”、こんなゴミクズみたいな世の中で、コレより美しいことが存在すんのか?なめてんじゃねーよ。ロマンスが要らんなどとヌかす大うつけ者は、トライセラトップスのベスト盤を聴いて出直してこいや。


20日

 改めて己の精神年齢の低さに辟易する日々。俺も10代の頃、奥森皐月さんのような信念と、達観した視座を持ち合わせていれば、憧れの推しと婚約することができたのだろうか。



21日

 テッド・ラッソ、シーズン2完走。おもしろい。テッドがもたらすポジティブな影響だけではなくて、しっかり影の部分(それを嫌がる人もでてくる)という本質をしっかりと描いていて、ちゃんとしてるなぁ。と思う。俺は弱く嫉妬深い人間なので、ネイトの気持ちもめっちゃわかる。ただ、同じ弱さでもそれを“ユーモア”に置換して進んでいくテッド・ラッソに強く憧れる。BELIEVE.

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